今井憲一『幻想とリアルのあわい』at 京都文化博物館  08/01

文博での今井憲一『幻想とリアルのあわい』展の会期は7月26日(土)〜9月21日(日) 諸般の事情で紹介が遅れてしまった。多くの人たちに観てもらいたいと思いつつ、援護射撃ができなかったこと、お許しください。

 独立美術京都研究所の主要メンバーとして活躍した今井の仕事を、凡そ970点所蔵する京都精華大学(ギャラリーTerra-S)のコレクションを中心に、初期から晩年までをとおして拝見できた好企画だった。油彩、自筆文章、小画集を含む重層的な展示構成。学芸員が23歳のときに描いた油彩『卓上のチュウリップ』(1930)」について「セザンヌ風の多視点性が特徴ですが、すでにこの画家独特の「濃さ」が事物に現れてきているようにも見えます」と言及しているところなど、興味深い。

* 会場撮影には許可を頂いております。記して感謝申し上げます。