
美術批評家の林道郎氏がキューレーションされる「エフェメラ」に焦点を当てた展覧会が、河原町通荒神口下ルのKIKA casで催されている(12月21日迄、13:00〜19:00 火・木休廊)。小生は「現代美術と印刷物の関係」に興味があるので、初日に拝見した。
資料には日焼けしそうで不適切と思うが、通りに面した開口部から光が降り注ぐ、人間にはとても素敵な空間が会場となっている。林氏がいらっしゃったので、いろいろと教えていただいた。印刷物お好きなようですね。海外で興味あるものを求めてしまうそうで、テーブルには手にとってもよいタイトルが山のように積まれている。小生も海外のショップ検索で気になっていたタイトルを、手に取れるのは、眼福、手福であります。






平台手前右から二つ目にアラン・カブロー『デイズ・オフ: ハプニングのカレンダー』(1970年) 林氏は展示テキストでその意味でこのカレンダーは、芸術はギャラリー空間から飛び出し、日常生活に積極的に介入し、新たな経験の織物を形成るべきだというカプローの信条が例示された記録と言っていいが」とした後に受け取る者の想像力への刺激に言及されている。

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会期中の12月6日と20日に林道郎氏によるトークが予定されている。両日17:00〜 入場料500円 予約不要。
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林道郎氏

6日のテーマ「ミニマリスムとコンセプチュアル・アートの交錯点」で取り上げられるブライアン・オードーハティ編集『アスペン 5+6』(1967年)。ビニール盤の音源や8ミリフィルムなど、デュシャン『旅行鞄』の後継ですね。