
2段目のテラス── 帝のみ象に乗る、文官、武官は馬、兵は素足で徒歩

マスケット銃は長い銃身を持ち、銃身は槍のようで、引き金で点火させる。15世紀からヨーロッパで広く製造され、使用されてきた。18世紀末、グエン朝初代グエン・フック・アン(阮福暎)がポルトガルで、このマスケット銃を購入し、タイソン軍(ベトナムの反乱軍、1771-1802)との戦闘で主力兵器として使用した。



[メモ]
西山(タイソン)はベトナム中部。タイソンの乱は、農民蜂起にとどまらず、広範な農民を組織し、短期間ながらベトナムに統一政権を成立させ、清朝の干渉軍を撃退したことから、ベトナムの歴史上、重要な意味をもつ農民反乱とされている。1788年には約10万の兵力、100~300頭の軍用象、約350門の大砲を擁した。