Steve Jobs


『ステイーブ・ジョブス』ウォルター・アイザクソン著(井口耕二訳) 講談社 2011.10刊 
久しぶりに通勤のお供で、地下鉄を乗り過ごしてしまった。丁度、1979年12月にゼロックスパロアルト研究所を見学をして、ジョブスが「GUIとビットマップスクリーンに心を奪われ」た頁。二巻本を読み始めたばかりで、以降の展開は判らないが、わたしの1979年というと、コンピューターの勉強を始め、就職してシステムエンジニアとなり、IBMのシステム34を使って業務処理のプログラムをRPGで書いていた時期。システムのバグなど、直接、アメリカへ電話して問い合わせていた人もいたりして、当時の西海岸の様子が懐かしい。マックフリークになるつもりはなかったけど、銀紙書房の出版活動はMACあればこそ、天才ジョブスの物語が面白い。そういえば、卒業実習で乱数による図形絵画を試みたけど、うまく出来なかったのを思い出した。アイデアは良いかと思うけどFACOM-230-10の演算では、ロジックを組めなかった、理系よりは文系の頭というか、「眼」の方が面白かったからね。