私は自分自身を挑発するために制作する

note.com 著名な画家・批評家・エッセイストの林哲夫氏が『愛しのマン・レイ』展のカタログについての玉稿を、noteで発表された。当事者としてこれほど嬉しいことはない。感謝申し上げる。 尚、美術館のFAM ART STOREではオンライン販売に対応している。ご興…

ハーパース・バザー

愛しのマン・レイ展 出品: 135〜146 --- 1930年代の雑誌で背は糊留、ページを開いて観てもらいたいけど、背割れが怖く、枕の高さ、ピラーの位置など考慮。ファツション写真のヴィンテージは掲載雑誌の網目印刷だと、わたくし強く思っております。 * 会場撮…

エレクトレシテ

愛しのマン・レイ展 出品: 115〜124 限られた壁面に二段掛け、キャプションを含め、間隔どうしようかと学芸員、2-3センチのズレが印象を大きく変える。腕の見せどころですな。本作については「ときの忘れもの」のブログに詳しく書いた。→ 石原輝雄のエッセイ…

パリ到着 1921年7月22日

愛しのマン・レイ展 出品:46,47,48 / 65,66 / 88 他 * 会場撮影は関係者の許可をいただきました。感謝申し上げます。

リッジフィールド

* 会場撮影は関係者の許可をいただきました。感謝申し上げます。

ボーイズハイスクールの Radintsky 17歳

* 会場撮影は関係者の許可をいただきました。感謝申し上げます。

プロスペクト公園の絵葉書

愛しのマン・レイ展 出品: 58.9 × 14.0 cm 消印: 1908年3月8日 「素手で扱えるのはわたくしだけに許される」なんて思ってはいません。きちんと白手袋を使い、丁寧にケースに納めました。天地の微調整を、それなりにしているのです。--- 展覧会の開場構成は上…

『愛しのマン・レイ』展 開幕

展示準備等で八王子出張一週間(笑)、昨夜遅く帰宅しました。 * 会場撮影は関係者の許可をいただきました。感謝申し上げます。

展覧会のエフェメラ

愛しのマン・レイ展 出品: 案内状、カタログなど 展覧会ではマン・レイの個展やグループ展の案内状やカタログ、ポスターを展示した。筆者の楽しみの原点であり1970年代から関心を持って手元に保管してきた。その数はマン・レイが生きていた1976年迄に限って…

『愛しのマン・レイ』展 開幕 at 東京富士美術館

愛しのマン・レイ展 出品: 264 拙宅 の一点「謹賀新年 ジュリー&マン・レイ」 マン・レイは新年の挨拶に「meilleurs souhaits」と書いていたようである。字義どおりに解すれば「幸運をお祈りします」でしょうか、再婚したばかりのデュシャンの「幸運」、いろ…

ハリウッド・ランチマーケットの絵葉書

愛しのマン・レイ展 出品: 216 8.7 × 13.9 cm --- 本品もカタログ第3章「ハリウッド時代 1940▶1951」の扉に引用された。マン・レイとジュリエットが住んだのはヴァイン通りを渡った側にあるU字型の建物で、ニール・ボールドウィンの評伝によると「細長い中…

サンセット大通りの絵葉書

愛しのマン・レイ展 出品: 2178.7 × 13.8 cm パイン・ストリートとサンセット大通りの交差点。 --- ドイツ軍のパリ侵攻から逃れ帰国したマン・レイは、西海岸まで旅をしロサンジェルスに住んだ(1941年秋)。自伝『セルフポートレイト』(千葉茂夫訳、美術公論…

モンパルナス・ナイトライフ 絵葉書

愛しのマン・レイ展 出品: 459.0 × 14.1 cm--- 今展の絵葉書は、カタログで各章扉のアクセントに使われるなど、重要な役割を担っている。上掲のカフェ・ロトンドはモンパルナス大通りとラスパイユ大通りの交差点にあり、1903年開店。店舗の左側が地下鉄ヴァ…

リッジフィールドの絵葉書(RPPC)

愛しのマン・レイ展 出品: 17 8.9 × 13.9 cm ---- 今回の展示ではオリジナル写真の裏面も一緒に観てもらえるよう什器を工夫した会場構成を行っている。しかし、多くの展示品では裏面をお示しするのが難しい。それで援護射撃になるかと思い「マン・レイと余白…

ボーイズ・ハイスクール 絵葉書

愛しのマン・レイ展 出品: 1 13.6 × 8.5 cm --- さて、今週末11日(土)に東京富士美術館で『愛しのマン・レイ展』が開幕する。展示の最初はブルックリンの男子高校「ボーイズ・ハイスクール」の絵葉書。学芸員の宮川謙一は昨年同地を調査し、学校があるのはマ…

ギャラリー点 開廊記念展

三条北浦通り 東山を望み、前方左にギャラリー16、白川を渡って右に並河靖之七宝記念館 ---- 昨日4日(土)『岡崎和郎 -補遺- 』展拝見。良い雰囲気の画廊になりました。ユーモアが開花する現代美術のお祝いですね。「野菜えんぴつ」のマルチプルを味わいなが…

ギャラリー点 開設 at 三条北浦通白川橋西入ル

10.0 × 14.8 cm ---- 盟友・土渕信彦が京町屋を改装したスペースを「ギャラリー点」と名付け画商の産声をあげた。開廊展では現代美術作家・岡崎和郎を紹介するという。氏が敬愛する瀧口修造と岡崎和郎との繋がりは深く、展示されるHISASHIのシリーズが、底冷…

『透明巨人』

愛しのマン・レイ展 出品: 33965.0 × 49.5 cm アクリル、シルクスクリーン、鏡面加工 ---- 『Les Grands Trans-Parents(透明巨人)』という言葉は「諍いの果てに到達するであろう新しい神話」を導く鍵として、戦間期の1942年6月にアメリカで発行された雑誌『V…

1955年 謹賀新年 ジュリエット&マン・レイ

愛しのマン・レイ展 出品: 26413.9 × 8.8 cm--- 上掲は先年、パリのドルオーで入手したマン・レイがルイス・キャロル(マルセル・デュシャン)に贈ったとされる1955年の年賀状。露光を与え黒くした印画紙に、白い顔料で裸婦の素描と新年への挨拶が記されている…

初詣 元祇園梛神社

新選組発祥 八木家住宅 ---- 快晴の元旦となりました。家人と氏神様にお参りし、本年もスタートです。

一陽来復

● 一陽来復 令和七年 元旦 京都・銀紙書房---- 旧年中はブログ「マン・レイと余白で」をご愛願賜りお礼申し上げます。皆様の温かい励ましにささえられ366日続けられました。本年もマン・レイを中心に美術や鉄分、甘い物から辛い物まで、いろいろな話題を取り…

健康散歩納め

迎春準備の町内へ3時前に出掛けるも、時雨れで打ち止め。本日4,414歩。 年平均凡そ5,660歩となったので、及第点としたい。

2024年回願

先斗町、前方に東華菜館の尖塔 ---- 新年11日(日)から八王子の東京富士美術館で開幕する『愛しのマン・レイ』展準備に全力を注いだ一年だった。正月休みで気力・体力を蓄え6日からの会場設営に進みたいと思う。大晦日はイッパイやりながら、ぼんやり過ごす予…

2024年回顧(海外)

2020年のアメリカ大統領選挙開票をネットのリアルタイムで観ていた身には、7月13日にペンシルバニア州バトラーで発生した暗殺未遂事件には衝撃を受けた。演説中の銃撃が動画で流れる。何度も見直した。そして、上掲したAP通信社、エヴァン・ヴッチのパチリに…

2024年回顧(国内)

2021.7.14 --- 歳男の一年が終わろうとしている。辰年は世界が大きく変化する年回りと聞くが、龍の「逆鱗に触れて」しまった一年だった。元旦、午後4時10分に襲った能登半島地震★、翌2日に羽田空港で発生したJAL機と海上保安庁機の衝突炎上事故★。気持ちが黒…

『拡散する写真と詩とAI表象』 at Space31

写真を使う現代美術家の三宅章介さんから案内状を頂戴したのに、マン・レイ展のカタログ校正に忙殺され見逃してしまった表題の展覧会は、阪神電車御影駅近くのSpace31で開催された(12月8日〜21日)。三宅の写真と詩人たち(小笠原鳥類、菊石朋、京谷裕彰、山本…

MILT JACKSON BLP1509

ミルト・ジャクソンの1948〜1952年の再編集アルバム。モンクと共演するミルトのヴィヴラフォン、軽快に飛ばしてよろしおす。

ひとくち かすてら by 京都釣鐘屋本舗

最近は金・土・日だけの営業となった京都釣鐘屋本舗。お使いで出掛けたらタイミング良く、懐かしの「ひとくちかすてら」を求めた。お店の案内には「梵鐘は天下泰平、家内安全、五穀豊穣、商売繁盛などを招くとつたえられ、釣鐘饅頭は明治36年に大阪天王寺へ…

プラハ 旧新シナゴーグ

13.9 × 8.8 cm --- 7月に奥様とプラハの新シナゴーク界隈を歩いた。観光地になっていたが逆回転の時計も顕在→ 旧新シナゴーグ 6日(木) - マン・レイと余白で ---- グーグルストリートビューから引用 2024.9

聖処女マリア教会

2024.6 マーチャーシュ教会(聖処女マリア教会)ロレート礼拝堂, ブダペスト