杉浦正和写真展『迷幻街  サイケデリックストリート』at ギャラリー・メイン

写真家をパチリ --- 杉浦正和さんの写真展が麩屋町五条上ルのギャラリー・メインで催されている(12月10日迄)。サイケデリックな色彩あふれる大判プリントが壁面に整然と連なっている。写真家の目線を頂戴したような感覚。アジア特有の湿気まつわる街の昼と夜…

第22回 京都写真クラブ総会

アップするのが遅れたが、7月2日(日) 第22回京都写真クラブ総会が東華菜館で催された。参加17名、会長は市川信也さんに変わりました(備忘録ですな)。 8月11日(金) 下鴨の納涼古本まつりで見かけた濱谷浩の写真集『怒りと悲しみの記録』(河出書房新社、1960年…

『エンタイヤ』228.6cm

『The 27th KYOTO / HOW are you PHOTOGRAPHY?』展は昨日(25日)、PHOTO PARTY [PHOTO NOEL]を経て無事終了。ご高覧いただいた皆様、出品された皆様、運営に携わってくださった皆様、本当に有難うございました。 --- 今回は各自の会場壁面を2メートル(京都写…

マロニエ 作品搬出

青野友明 『抽斗の恋』 --- 朝賀よる --- 『The 27th KYOTO / HOW are you PHOTOGRAPHY?』後期 無事終了いたしました。小生、刺激を沢山いただいて、来年は、どんな作品にしようかしら。この後、一品持ち寄りによる「PHOTO PARTY」に突入…… ですが、小生、諸…

『エンタイヤ』-5 BIELLA ─Palazzo Ronco

BIELLA ─Palazzo Ronco July 25, 1930 ビエッラはアルプスのふもとにある織物工業の中心都市。ミラノの西、 トリノの北東に位置する。公園に面して建つロンコ邸はトリノの建築家ゴッタルド・グッソーニ設計、1925年竣工。2本のクレネル塔に囲まれた外観はル…

『エンタイヤ』-4 Musée de Cluny

Musée de Cluny 278 ─ METAL. ─Ceinture de Chasteté (époque des Croisades). ND. Phot. 金属製貞操帯(十字軍時代) パリ5区、クリュニー美術館蔵 開閉部象牙、自在鉤によるサイズ調整、ビロード覆い、鍵付き 整理番号6598。結婚式の夜に花嫁の帯を解く花婿…

『エンタイヤ』-3 Livorno – Piazza Carlo Alberto e Via De-Larderell

Livorno – Piazza Carlo Alberto e Via De-Larderell March 2, 1931 リヴォルノはイタリア・トスカーナ州の都市、フィレンツェの西。リグリア海に面した港町でイタリア・ルネサンス期の理想都市といわれる。本状のカルル・アルベルト広場(現在の共和国広場)…

森岡誠写真展『1981-1996 KIOTO』RE展 at ギャラリーメイン

会期は25日(日)迄 ギャラリーメイン 麩屋町通五条上ル --- 会場に森岡誠が撮ったあの頃の京都が戻っている。懐かしく、素直であったあの頃。 ── 「撮影場所をなるべく正確に列記」する氏のスタンスが好き。例えば「京都市下京区富小路通仏光寺」写真のリアリ…

『エンタイヤ』-2 PARIS ─ Rue Halévy et Rue Gluck

PARIS ─ Rue Halévy et Rue Gluck April 4, 1924 パリ9区、アルヴィー通りとグリュック通りが交差する場所はオペラ座東正面で、メガバンク、ソシエテ・ゼネラルのある建物北側にラファエット百貨店(見えない)がある。本状は1924年4月2日付けでイギリス海峡に…

『エンタイヤ』-1 STEBBING PHOT

STEBBING PHOT 少女像 葉書用印画紙焼付手彩色 1900年代 撮影者のエドゥアール・ステッビングはベル・エポック期のパリで活躍した1836年生れのイギリス出身の写真家、英語教師、写真化学教授。1914(5)年パリで没。本状周辺部分の銀塩劣化が絵葉書ブーム期の…

『The 27th KYOTO / HOW are you PHOTOGRAPHY?』後期 at ギャラリーマロニエ

『entire』by Teruo ISHIHARA --- 表題の展覧会が四条河原町上ルのギャラリーマロニエで始まりました。本日初日、後期も力作、話題作、盛りだくさんとなっていますので、ご高覧いただけたら嬉しい。 5F 左から: 田中邦雄『奈良町』、LANE DIKO、山下一夫『表…

『エンタイヤ』at ギャラリーマロニエ

本日から12月25日(日)迄 12:00〜19:00(最終日は18:00) 『entire』by Teruo ISHIHARA --- 恒例となっている京都写真クラブ主催の写真展、今年は「京都写真展」と「HOW are you PHOTOGRAPHY?」が合体した賑やかな会場となっている。若い皆さんから沢山の刺激を…

マロニエ 作品搬入

飯沢耕太郎講演会「Sha Shin Magazine」 15:00-17:00 at ギャラリーマロニエ 雑誌『写真』(編集長: 村上仁一 発行: ふげん社 制作: 合同PCT )の創刊号、2号を中心に、「写真術伝来期の訳語が『光画』ではなく『写真』となった文化的背景、雑誌は誌名が大切な…

『The 27th KYOTO / HOW are you PHOTOGRAPHY?』前期 at ギャラリーマロニエ

5F森岡誠 パパのパパは1923.9.2のお生まれ、六甲山のスキー場から中国戦線へ、家族に残されたアルバムに去来するものは、写真なればこそですね。 左から 中村文博『K眼』、奈良井晢『Night on ground』、中島諒『パーンの笛』 無藤一『いまあるということ』…

『The 27th KYOTO / HOW are you PHOTOGRAPHY?』at ギャラリーマロニエ

12月恒例の写真展『KYOTO / HOW are you PHOTOGRAPHY?』が本日より25日まで河原町通四条上ルのギャラリーマロニエで始まりました。今年は「京都写真展」と「HOW are you PHOTOGRAPHY?」が合体しての開催、濃いい内容のラインナップです。18日は飯沢耕太郎講…

The 27th KYOTO / How are you PHOTOGRAPHY? いよいよ12月です

本日(27日)、御射山公園北隣りのウィングス京都で『The 27th KYOTO / How are you PHOTOGRAPHY?』展のチラシ、ボスターの発送作業をしました。前期・後期に別れギャラリーマロニエを会場に12/13〜25まで開催。18日に飯沢耕太郎講演会、25日に恒例一品持ち寄…

第21回京都写真クラブ総会 at 東華菜館

京都写真クラブ、3年間のブランクを経て、リアル総会を開催することができました。変化の年になりそうです。 --- --- 近況報告 いろいろ 個展終了から速攻され報告 新兵器も登場 東からの参加も 年末の展示も楽しみ --- 恒例・集合写真(村中修氏のFbから引用)…

平木収さんの墓参会 at 淀・納所

毎年4月の初めに京都写真クラブでお世話になった写真評論家・平木収さんのお墓参りをさせてもらっている。コロナ禍の影響で見送りとなっていたが、今年は三年ぶりのお参り。汗ばむほどの陽気の中、お花と共に献杯。平木さんもお好きでした。 亡くなられて13…

レストラン矢尾政(現・東華菜館)と京都写真クラブ

in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.262013.7 --- 戦前京都の詩人ではないが、小生参加の京都写真クラブは総会などで東華菜館のお世話になっている。歴史的な空間で食べて、呑んで、笑って、ちょっぴり真面目な話もして、英気を養う。同好の士との濃密な…

京都写真展: パーティーと搬出

13:38 皆様お疲れ様でした。河原町通りが吹雪となって、作品無事連れて帰れるかしらと心配顔。18時まで呑み続けるのは大変なんて…… 2名の新会員を迎え来年も頑張りましょうとパパ。 --- 作業前に5Fで記念写真。before and after 皆さん集合写真好きですね、…

本日、最終日

2019.6 ストラトフォード・アポン・エイヴォン --- 9月25日(土)から始まった京都市京セラ美術館での『モダン建築の京都』展は、本日、最終日。会場やカタログで取り上げられた建築を求めて京都市内を気楽にブラパチしていると、わたしのような、ファンの姿を…

年の瀬

三条大橋 --- 夕暮れの橋桁に、メノラーを見る。メノラーは蝋燭立ての枝を八つ持つ特別な燭台で、話はユダヤ人がエルサレムの神殿を奪回した紀元前1世紀に遡る。汚されていない一晩分だけの油壺が八日間にわたって灯リ続けた奇跡。ハヌカは「神殿奪回を祝う…

第22回 京都写真展 at ギャラリーマロニエ 

「ふれる さわる II」の展示 は12月26日(日)まで、ご高覧いただけると嬉しい。尚、最終日にはレセプションパーテイー決行だそうです(13:00〜15:00)。 [5F]正面2点・早川知芳「濡れた その髪に触れる 冬の浜辺」 森岡誠「2011 KIOTO JAPON」 中谷基「煩悩即菩…

『私たちの光』at ギャラリーマロニエ

--- 『京都写真展』が四条河原町上ルのギャラリーマロニエで今日から始まった(26日(日)迄)。小生作品は6点で構成した心象風景、「光」がもたらす希望を表現 ── したつもり。照らされて、ゆったり過ごす年の瀬にしたいのですな。タイトルは「私たちの光」。リ…

講演会に続いて搬出、搬入 at ギャラリーマロニエ

2021.12.19 15:00-17:00 昨日、写真集好きの小生の関心ズバリとなる飯沢耕太郎の講演会「日本の写真集の可能性」が、「How展」の会場で行われた。1960年〜80年代にかけての写真集黄金期を、グラフィックデザイナーと写真家の共同作業の結果ととらえ、ある種…

『How are you, PHOTOGRAPHY?展』のお母さんは、京都写真クラブですって。

2021.12.18 14:00〜16:00 「はい、時間です」 --- 日本写真芸術学会関西支部研究会主催の「関西における70年代以降の写真活動を振り返る ── 京都写真クラブと『How are you, PHOTOGRAPHY?展(以下「How展」)』(京都市1997年〜2020年)」をテーマとしたシンポジ…

『How are you PHOTOGRAPHY?』 at ギャラリーマロニエ 4F・5F

今年で26回目となる写真展『How are you PHOTOGRAPHY?』は、33名が集まり四条通蛸薬師下ルのギャラリーマロニエを会場に開かれている(19日迄)。初日に拝見させていただいた。友人、知人も多く、人となりと作品を結びつけての鑑賞は、楽しく、また刺激が多い…

『岩村隆昭展』 at ギャラリーマロニエ 3F

成安造形大学で長く後輩の指導をされてこられた岩村隆昭氏の個展がギャラリーマロニエで開催されている(19日迄)。リトグラフと写真の、水を介した対話を、耳を澄ませて聞いた。これまで、12月恒例の京都写真クラブの写真展で、氏の「色彩」表現の素晴らしさ…

小池貴之写真展「Домой – シベリア鉄道– 」 at ギャラリー・メイン

2020.12.15-20 小池貴之写真展「Домой – シベリア鉄道– 」 --- 詩情豊かな小池貴之氏の写真世界は、作者と一緒にシベリア鉄道の車内にいるような感覚にさせてくれる。五条麩屋町上ルのギャラリー・メインで開催されているのは、東京のRoonee247 fine artsか…

『京都写真展』at ギャラリー・マロニエ 12/15-23

今年もいよいよ始まりました。展覧会は12月23日(水)迄。各階展示の様子(一部)をUPします。 --- 5F [左から] 森岡誠 村中修『Kyo・陰翳』 [左から] LANE DIKO 吉川恭生『ディスタンス』 --- 4F [左から] 小池貴之『痕跡』 木下憲治『The continuous work for …