銀紙書房・近刊『マン・レイ受容史』は、製本工程に入っております。今回はコデックス装とするので三本縢り、その為、作業が煩雑になっています。糸が絡まないように手順を見直しながらやっておりますが、縢るだけで一冊に2時間かかります、スピードをあげる…
ドイツといえば岩塩まぶしのブレッツェルですな、こいつは美味い。名店ベッカイペルケオの説明には「ラード入りの生地をラウゲン液に浸して高温で焼成した独特な風味が特徴」とあります。ビール グビグビの季節にはまだまだですが(ハハ) 以前にも紹介しまし…
PX-049A --- 零細出版社・刊本での難所は印刷工程。最終的に人間と繋がる部分なので特に気を使う。品質の安定を確保しつつの所要時間は、グレースケール・モードで測ると1丁6枚(12頁)で9分5秒、両面(24頁)でおよそ20分、一冊で12丁(288頁)なので所要合計は4…
エプソンのプリンターPX-049Aの調子が悪く、画像に縦線が残り難儀。設定を細かく調整したのですが、及第点が取れないのですな (EPSONさん、顔料インクのプリンター新機種作ってくれないかしら)── 仕方がないので、予備機のPX-105でテスト。性能的には両機種…
昨日、閉会間際の「第9回 古書会館 de 古本まつり」を覗いた。するとある箱に写真の雑誌や年鑑がいろいろ、戦中でも大衆写真雑誌では「ないよなー」と思いながら確認していると、挿図2点にマン・レイの『写真は芸術に非ず』からの引用が使われた『カメラクラ…
拙著『マン・レイ受容史』の校正作業は、本文と巻末「所蔵目録」との紐付けに入っています。これが悲惨、「どこまで続くぬかるみぞ」なのです(ハイ)。
戦前の同人誌『映画往来』64号(1930年6月)、本日到着。校正中の『マン・レイ受容史』所蔵目録立項のコピー先表記、川喜多記念文化財団を修正、整理番号も元資料採番記載となった。今回は頁変更を伴わないので、気持ち良い作業。この号は「フランス前衛映画特…
銀紙書房では『マン・レイ受容史』の校正を所蔵目録から進めています。172頁にわたる単調作業は先程121頁まで終了。眼に優しいデザインを心がけるので、細かい調整ばかり、当初案に手を入れると、全体に影響するので、大変、大変、「検索と置換」(インデザイ…
石原輝雄編『こま喜』銀紙書房/京都写真クラブ 2014年刊 限定15部 19.7 x 14 cm 56 pp 各冊記番。 写真35点 撮影: 石原輝雄、市川信也、奥野政司、金井杜道、小杉憲、森岡誠、森田真。
北海道・帯広の六花亭、ここの甘い物は美味しい。特に冬の季節は大地の恵に助けられ、ホッコリいたします。今日の京都は昨日からの雪で大混乱、小生は銀紙書房新刊校正の仕事に邁進(注)、疲れてくると「こし餡」は最高、気持ちが落ち着きます。お店のHPに「…
石原輝雄著『マン・レイの[贈り物] ‥‥ man ray istの日々』銀紙書房 2004年刊 限定50部 21 x 15 cm 8 pp. テキスト:「例えば2004年6月2日」、展示石原コレクション一覧、オリジナル写真貼り付け5種(各10部) 各冊記番 筆者サイン。本冊は展覧会『マン・レイ展…
石原輝雄著『マン・レイの謎、その時間と場所。』銀紙書房 2005年刊 限定50部 21 x 15 cm 200 pp 各冊記番 筆者サイン。 目次: 「その時間と場所」「それぞれでの一点: ウィットニー社製メトロノーム(木製光沢ブラック、照らし出された油彩『二つの顔のイメ…
お屠蘇が抜け『マン・レイ受容史』に気合が入ってきた。── これは、仕事始めってやつでしょうか。原稿量を決めたので流し込み、二分冊と諦めていたものを、印字面の拡大と行間詰めで押し込み15頁程削減、他の部分でも削り12丁総288頁の本文と所蔵目録を合わ…
21 × 14.8 cm 32 pp.--- 『マン・レイ受容史』の校了を前にして、編集方針を決めねばならない事柄・問題提起が整理されている最新情報を『大学出版』No.132号で拝読した。お送りいただいた東人に感謝申し上げる。銀紙書房本もオンデマンド印刷のひとつ、これ…
石原輝雄著『セントラルパークのひとひら』銀紙書房 1995年刊 限定50部(別に著者本4部) 21.2 x 15.2 cm 24 pp. オリジナル写真一葉添付。各冊記番 著者サイン。マン・レイ・デッサン落札記録(1995.3.17-22 サザビーズ・ロンドン ロット165番『裸体』1936年)
石原輝雄編『Reflected 展覧会ポスターに見るマン・レイ展 2016.11.7─12.16』銀紙書房 2017年刊 限定25部 21 x 14.7 cm 40 pp カラー図版40。各冊記番 編者サイン。 テキスト: 石原輝雄「ポスターの低い声(まえがき)」「マン・レイへの廻廊(あとがき)」、平…
石原輝雄著『三條廣道辺り』銀紙書房 2011年刊 限定75部 21 x 13 cm 240 pp 図版多数。A版12部(オリジナル資料添付、内2部: 山本悍右ビンテージプリント挿入)、B版63部、各冊記番 筆者サイン。 目次: 「まえがき」「カンパーニュ・プルミエール街の手紙」…
石原輝雄著『マン・レイになってしまった人』銀紙書房 1983年刊 限定1,000部 19 x 13 cm 184 pp。目次: 「序文(ジュリエット・マン・レイ)」「マン・レイのカレイド・スコープ」「写真は芸術にあらず」「マン・レイの瞳は性器である」「日本におけるマン・レ…
昨年六月にテキスト初稿を終えた後、渋谷・Bunkamuraでの『マン・レイと女性たち』展までを含めなければと思い、それならば『マン・レイのオブジェ』展もと欲がでて作業を停止させていた日本におけるマン・レイ『受容史』。長野県立美術館に巡回した前者を拝…
21 × 14.7 cm 192 pp. --- 先日の対訳ひとり本3冊に続き、マイノリテイーに踏み込んだ、ニューヨークのユダヤ美術館で催されたマン・レイ展『別名: マン・レイ』のカタログを、読み直し上梓。これもすこぶる興味深い。テキストの執筆はメイソン・クライン、…
21 × 14.7 cm 168pp. --- マン・レイを勉強するために手許の原書などを翻訳し、日本語で読めるよう書籍化する作業を続けている。2021年3月にオークションのレゾネを纏めた後、年末から再開し、年が変わって三冊、上梓することが出来た。いずれも、読む必要に…
1974年から37年間使ったマルマンのスクラップブック(No.579)を見直したら108冊になった。煩悩の塊ですな。 '84.11-'85.3 1984.12.22のイベント『雪豹宣言』 at 梁画廊 詩人中江俊夫、萩原健次郎、コピーライター今西慧さんなどの写真とチラシを貼り付ける。 …
終日の降雨、マン・レイの『受容史』本文75,000字で100年を遡りました。書いてみると、受容史のテーマを「正しく」反映させるのは、架蔵資料リストの方だと実感。これから、リストの校正にかかります。
小生、「姿勢良く、早く歩け」と家人に叱られてではありますが、自転車パトロールと降雨を除いて健康散歩5,000歩ノルマをこなす日々、── まあ、楽しくやっております。カメラ・パチリをたまに入れるのかコツですかな。 --- 「マン・レイ受容史」本文原稿も、…
『青い言葉と黒い文字』銀紙書房 2006年 限定8部 箱入り上製本 21.5×14.7cm pp.178 --- 家人と欧州へ旅行したいと願っているが、コロナ禍終息の兆しがみえなく我慢の日々を過ごしている。幸い時間だけは十二分に持ち合わせているので、15年前に銀紙書房から…
銀紙書房の絵本シリーズ二冊「マン・レイのスタジオで」と「ジュリエットの贈り物」が、ヤン・スヴェヌングソンのHPで紹介されました。 --- --- --- --- 上掲したヤンのサイトから 1.「QUANTITY」→「IMAGES」→ 「Books/Catalogues」→ 2021「The Gify From Ju…
新興写真術 森芳太郎・金丸重嶺著 アルス 1937年刊(2刷) --- 昨年4月に画像データの取り込みをした後、目立った報告のできなかった銀紙書房の特別企画「マン・レイ受容史」、今年にはいって、本文執筆にとりかかりました。深入りせず客観的な記述にとどめ、…
「IN THE STUDIO OF MAN RAY」と「THE GIFT FROM JULIET MAN RAY」 新刊3セットを10月29日京都から投函、10月31日フランクフルト着、通関手続きを済ませ4日ベルリンへ発送。ウィーンからベルリンに戻ったヤン・スヴェヌングソンが受け取ってくれた。深謝。 …
1982年6月 モンマルトル 1982年6月 サン・ジェルマン・デ・プレ --- 2006年3月 フェルー通り --- 銀紙書房の新刊『マン・レイのスタジオで』と『ジュリエットの贈り物』の2冊は、お知らせしてから5日で用意した全てが、わたしの手許を離れることとなり、刊行…
2020.11.5 平安神宮の東側にある古書店ヘリングへ、銀紙書房の新刊『ジュリエットの贈り物』と『マン・レイのスタジオで』を納品。しばらく、ルパンと世間話。「Yさんの顔を見ないけど、どうしているのかしら」。 --- 戦前の漫画平井房人の『思ひつき夫人』…