『眠り姫物語』刊行のお知らせ。

f:id:manrayist:20190817162845j:plain

石原輝雄著 『眠り姫物語』 銀紙書房刊 2019.8.27

限定25部  サイズ 21 x 14.8 cm、240頁 限定番号・サイン入り カラー図版22頁(作品、エフェメラなど収録11点を表・裏で紹介、原則実寸) 書容設計・印刷・造本: 著者(パピヨンかがりによる手製本)   本文: Aプラン・アイボリーホワイト 47.50kg 表紙: ケンラン・モスグレー 265kg 表紙カバー: キュリアスIRパール 103kg 印刷: エプソン PX-049A

===

 

 銀紙書房ファンの皆様、たいへんお待たせ致しました。予告から2年近く経ってしまったかと思いますが、やっと『眠り姫物語』全25冊の配本準備が整いました。

 今回の装幀は、腰巻きで人目を引く意匠を排し、控えめなイギリス古典の雰囲気としました。眠っている人を起こすのは、本書を手にされた王子様(王女様)の専任事項、決して「Sleeping Beauty」はエロティックな映画からの引用ではありません。素直な童話からのアプローチです(本当かな)。

f:id:manrayist:20190817162909j:plain

マン・レイ油彩『肖像』(1952)

===

 

 「物語」と冠したのは、リー・ミラー、メレット・オッペンハイム、ジュリエット・マン・レイと云う三人の美しい女性にマン・レイとの交流を語ってもらったためですが、パリでの暗室の様子や撮影のエピソード、ハリウッドでの生活、マン・レイへの愛情と友情など興味深い話題が満載されています。もともとの計画は、サザビーズオリンピア(ロンドン)で落札したマン・レイの油彩『肖像』に捧げるオマージュ本、作品への感動と感謝を「油彩論」で示したいと準備。しかし、入手から10年以上が経過する間に、「論」から離れて油彩を描いた当時のマン・レイの心境やモデルとなったジュリエット夫人に焦点を絞って紹介する本になりました。---マン・レイ自身が創造について語っているのに、的はずれな「論」を展開するのに意味があるかと悩んだ訳です。

 

 ここでは、マン・レイの発言の他、筆者夫婦とジュリエット未亡人との交流、油彩論を含め、挿図として写真や展覧会の案内状、絵葉書などを原寸で表・裏再現し、臨場感を演出しております。筆者の翻訳ノートからの転記、楽しい10年間のおすそ分け本、どうぞ、ご期待ください。

f:id:manrayist:20190817162926j:plain

ロンドンで投函した絵葉書裏面を紹介する頁 

===

 

配本

 本書にご興味がお有りの方には、実費負担(6,000円+送料360円)にてお送りしたいと思いますので、わたしのメールまたは、本ブログのコメント欄、あるいは、facebookのMessengerなどでご連絡ください。折返し詳細について説明させていただきます。

 皆様から注文をいただけるかどうか、これがいつも心配です、よろしくお願いいたします

f:id:manrayist:20190817162957j:plain

 

元離宮二条城 催し物など

f:id:manrayist:20190821084950j:plain

f:id:manrayist:20190821085003j:plain

昨日のパトロールでアートフェアーのチラシを頂戴した。9月1日〜7日の日程で開催されるICOM(国際博物館会議)を盛り上げる催しと思うが、世界中から集まる美術関係者(VIPばかりだそうですが)が、日本の美術(マーケット)をどのように見るのか、興味津々、9月の京都は賑やかな予感です。

二条城でのアートフェアは9月7日から9日の三日間、参加画廊30以上、入場料当日一般3000円、京都ですから古美術もあって面白そう。尚、ART OFFICE OZASAのブースでは、岡崎和郎、国谷隆志、西川勝人、宮脇愛子、村上友晴、横溝美由紀、藤堂、に加えCy Twomblyの写真、Studio Mumbai(Bijoy Join)の家具などが出品されると聞いた。

===

f:id:manrayist:20190821085026j:plain

f:id:manrayist:20190821085053j:plain

同じく二条城を会場として、artKYOTO開催前企画の『時を超える: 美の基準』展が8月31日から9月3日まで開かれる。日本文化の美の基準を感じられますでしょうか。3日のレセプションでは現代美術家・白石由子と未生流笹岡家元・笹岡隆甫とのコラボパフォーマンスが予定されている。

=== 

f:id:manrayist:20190821093752j:plain

f:id:manrayist:20190821093824j:plain


9月21日から10月6日の会期で同じく二条城二の丸御殿台所を会場に甲斐扶佐義の初となる回顧展が催される。エネルギーあふれる甲斐さんの50年におよぶ写真の全貌が拝見できるのは楽しみ、個人的には猫ちゃんよりも美人の方が好きだけど、チラシには「京都詩情」とあるから、思い出に涙する展覧会だろうね。

===

 

 

パトロール

f:id:manrayist:20190820210205j:plain

離宮二条城堀

---

京都市内のゲリラ豪雨もおさまり、午後は自転車パトロール。長い本作りが終わったので、ブラブラしたくなりました。画廊で神奈川県美葉山で開催中の『みえるもののむこう』展(9月8日迄)のカタログを拝見、一之瀬ちひろさんのスタンス、好きですね。

f:id:manrayist:20190820210222j:plain

f:id:manrayist:20190820210237j:plain



 

「ちょっと変なヒトです」

f:id:manrayist:20190819144538j:plain

イギリス繋がりで、久しぶりに伊丹十三の『ヨーロッパ退屈日記』を読んでいる。映画「北京の55日」の記憶もあったので面白く、70年代のひねくれた京都生活のオアシスとなった本である。当時の本は手放してしまったので、改めて新潮文庫でパラパラ。イギリス男性のお洒落やパリの美しさなど、やっと実見したわたしとしては、納得が沢山つまっているが、40年近く引きずってきたのかしら。この歳になると「これだけは知っておこう」の「ハラキリ」薀蓄の頁で手を止めてしまった。

 上図、カバーのキャッチ・フレーズは山口瞳。当時読んだのは、『女たちよ!』(文芸春秋1968)、『小説より奇なり』(文芸春秋1973)、『問い詰められたパパとママの本』(中央公論1973)、『再び女たちよ』(文芸春秋1974)、『日本世間噂体系』(文芸春秋1976)など

クーリエ続く

f:id:manrayist:20190816191731j:plain

今年のお盆はバタバタとクーリエの仕事で忙しく、銀紙書房の作業にも集中した結果、下鴨での納涼古本まつりに参加しないままのお盆となってしまった。

 京都市内では台風10号の影響も軽微。今宵の大文字送り火も予定どおり執り行われるかと思う。今、19時30分、小生、汗を落としビールを呑んでホッコリしているので、テレビの特別番組の画像で静かにお送りしたい(合唱)。

---

f:id:manrayist:20190816191752j:plain

f:id:manrayist:20190816191823j:plain

 

銀紙書房通信 8月12日

f:id:manrayist:20190812221733j:plain

拙宅では幼い友人のミニ展示をしております。銀紙書房新刊『眠り姫物語』も背固めの最終ロットが済み、明日から表紙糊付けの工程に入ります。お盆の客人攻撃で作業も混乱しておりますが、全冊完成まで、残り数日となってまいりました。乞うご期待。

f:id:manrayist:20190812221755j:plain

 

クーリエ

f:id:manrayist:20190810141708j:plain

阪急電車 淡路駅

---

京都の最高気温予測が39度ですって---。それでも、出張で南の方角へ。阪急淡路駅京都本線と千里線の平面交差で複雑な構成になっているが、現在、2024年末の切り替えを予定する立体交差改良工事が進めせれている。なので、この光景もあと5年で見れなくなる。今日の各ホームは左から4番線千里線上り天下茶屋行き普通7300系(7400) 4番線番線千里線下り北千里行き普通8300系(8410) 3番線京都本線高槻行き普通5300系(5418)

 クーリエ仕事の楽しみは鉄道ファン・パチリですな。

f:id:manrayist:20190810141725j:plain

 

うら盆や お墓の方を 枕かな (一茶)

f:id:manrayist:20190809160559j:plain


暑くなる前にお寺さんへ。ローソクと線香をお供えし迎え鐘を鳴らして、お精霊さんをお迎えします。今年は境内に露店、夜は賑やかでしょうね。山門には一茶の句「うら盆や お墓の方を 枕かな」

---

f:id:manrayist:20190809160538j:plain

幼い友人たちが健やかに過ごせますように(合唱)。

f:id:manrayist:20190809160627j:plain

---

あざらしのスキャフ

f:id:manrayist:20190807105018j:plain

堀川御池上ル

---

今日も暑い、38度超となるか、泳ぎたいね。写真のストックで気分だけでも、おすそ分け--- 昨夏に開かれた林画伯の個展でフラマリオンが出していた絵本『あざらしのスキャフ』の書影スナップを思い出した。どなたが買い求められたのかしら、かき氷も欲しくなります。

f:id:manrayist:20190807105039j:plain

『あざらしのスキェフ』(ペール・カストール文庫、フラマリオン出版) 文:リダ、絵:ロジャンコフスキー 34頁