10.0 × 14.8 cm ---- 盟友・土渕信彦が京町屋を改装したスペースを「ギャラリー点」と名付け画商の産声をあげた。開廊展では現代美術作家・岡崎和郎を紹介するという。氏が敬愛する瀧口修造と岡崎和郎との繋がりは深く、展示されるHISASHIのシリーズが、底冷…
HOW are you, PHOTOGRAPHY?展は6時で終了。7時から画廊5階で一品持ち寄りクリスマスパーティー。 ---- PHOTO PARTY (PHOTO NOEL) ---- 金井杜道氏の乾杯のご発声 各氏、スライドショーで自作解説、自己紹介。小生は『愛しのマン・レイ展』の告知もさせていた…
● ギャラリーマロニエでの展示は12月22日(日) 18:00迄 → http://www.gallery-maronie.com/ ---- 5F ---- 4F ---- 3F --- 後期展示(案) 最終で各階大きく変更しています。
京都写真クラブによる写真展『HOW are you, PHOTOGRAPHY?』は後期展示に入っています。── 22日(日)18:00迄。会場は河原町四条上る蛸薬師東 ギャラリーマロニエ。小生は3階に上掲の5点を出品しました。蒐集した絵葉書での参加は、3年目となります。 それぞれ…
ディスプレーに Marton Perlaki/The Third Hand --- 東人からチラシを頂いていたので、ルパンの店の帰りに木屋町通二条角のPOST in KYOTOを訪ねた。角地の建屋がおしゃれなスペースに変身している。ファッションを扱っていると思われたので、これまでスルー…
昨日は午前中に「愛しのマン・レイ展」カタログの校正を済ませ、夕方から河原町通り蛸薬師下ルのギャラリーマロニエで写真展の搬入。小生は今年も蒐集した絵葉書を観ていただこうと思う。題して「Real Photo Postcard」これは1903 年にコダックが売り出…
全29点、紙もの好きにはこたえられません。眼福ですな。所蔵先はパリのカンディンスキー図書館、東京の国立西洋美術館研究資料センター、個人蔵など。 *『キュビスム展』は、国立西洋美術館 2023年11月12日〜2024年1月28日と京都市京セラ美術館 2024年3月20…
フランティシェク・クプカ『挨拶』1912年、フランシス・ピカビア『赤い木』1912年頃 ナターリヤ・ゴンチャローワ『帽子の婦人』1913年 ミハイル・ラリオーノフ『春』1912年、ジャン・ブーニー『理髪師』1915年 ファン・グリス『椅子の上の静物』1917年、『朝…
マルセル・デュシャン『チェスをする人たち』1911年 ---- 本展で楽しみにしていたのが、「デュシャン兄弟とビュトーグループ」でくくる第8章。版画家のジャック・ヴィヨン、彫刻家のレイモン・デュシャン=ヴィヨン、末弟のマルセル・デュシャンの兄弟にフラ…
『ヨンベあるいはウォヨの呪物(コンゴ民主共和国)』---- 昨日紹介した『シエスタ』3号と同じく、京都市京セラ美術館での『キュビスム展』も、タイミングを逸して12月となってしまった。展覧会は3月20日から始まっていたが、旅行の準備もあり帰国しての鑑賞だ…
『預言者』1914-15年 ニューヨーク近代美術館 『形而上学的なミューズ』1918年 カステッロ・ディ・リヴォリ現代美術館 『風景の中で水浴する女たちと赤い布』1945年 ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団(ローマ) 『オデュッセウスの帰還』1968年 ジョル…
神戸市立博物館 デ・キリコ展──わたしは、謎を愛する。9月14日(土)〜12月8日(日)---- 神戸市立博物館で催されている『デ・キリコ』展に出かけた。「画家はシュルレアリスムの先駆者として歓迎された後、古典絵画に戻った新作を否定され、ブルトンらと決別し…
23.0 ×11.5 cm 案内状 --- 恵比寿のシス書店で上掲のタイトルを冠した展覧会が開かれている(10月20日(日)迄)。第119回となる企画だという。ブルトンの宣言初版本の他、マン・レイが女装したデュシャンの肖像(ローズ・セラヴィ)で飾った香水瓶を撮った写真の…
京都・鞍馬口通りのギャラリー・アブリ(隠れ家)で表題の展覧会が催されている(12月25日迄、 土・日開廊)。アンドレ・ブルトンのシュルレアリスム宣言刊行100周年を祝う極東での怪しい光が私的な空間で揺れている。展覧会のことをある人から聞いたので、土曜…
壁面左から北脇昇『秋の驚異』(1931年)、マックス・エルンスト『人間の形をしたフィギュア』(1931年)、『怒れる人々』(1927年)、ショルジュ・ユネ(監修)『シュルレアリストのはがき』(1937年) ── 小生、はがき切断前のシートを観たのは初体験です。 --- 京近…
A面--- 9月4日からパリのポンピドゥーセンターを会場に『シュルレアリスム宣言100周年』展 が開催されている(2025年1月13日迄)。記念の大判カタログ(32.8×22.6cm 344頁)が午睡書架に届いたと聞いたので出かけた。展示を観ていないので判断は出来ないが、カ…
杉浦正和さんの写真展『NEW YORK 1993』を京都写真美術館(ギャラリージャパネスク2F)で拝見した(10月13日迄)。エネルギーが満ち溢れたカットの連続、写真を撮ることの青春、「若さ故の希望」に直結している感を持つ。恐ろしげなニューヨークが、ここではスポ…
ウィーン応用美術館 1階への階段 入館証代わりの紙ベルトを左手に巻かれました(笑) グスタフ・クリムト マリア(マイ)・ウルマン(1905-1995)個展、9月1日迄。同校出身の画家、 蔵書が気になりますが、手に取るには許可が必要です。 『異議申し立て/建築 バリ…
大学からウィーン川を渡りオーストリア応用美術博物館へ。 オーストリア応用美術博物館(MAK)は、フランツ・ヨーゼフ1世時代の1863年にオーストリア芸術産業博物館として設立されたリンク通り沿いの豪華な建物。収集品は中世から現代に至る家具、ガラス製品、…
室町時代に活躍した雪舟(1420-1506)の国宝六件がそろった展覧会を京都国立博物館で拝見した(5月26日迄、巡回なし)。チラシに「近世における雪舟受容をたどる」とあるように、興味深い切り口で、真筆、伝、模作などが最新の研究を踏まえ「画聖(カリスマ)」の…
健康散歩で鳥井雅子さんの「秘密の庭」へ…… コウイチ・ファインアーツでの個展『挿絵の仕事』は5月25日(土)迄 → https://kouichifinearts.com/exhibitions/the-garden-of-secrets/ --- 案内状 10 × 14.7 cm
2月に報告した羊歯齋文庫が、サドに続きモリニエの展覧会を開いている(5月8日(水)迄)。ときの忘れもののブログに「嵐電の北野線に『桜のトンネル』と呼ばれる区間がある」と書いたけど、夢さそう季節に、スキャンダルな人格、ピエール・モリニエを持ってきた…
「CAMERON」キャンバスに油彩 P80号 2024年--- 「TARTANS」連作(2010年〜)の仕事を続けられている岸田良子さんの個展をgalerie16で拝見した(13日迄)。今年は特にカタログを制作されたので、どんな着想で作られたか関心を持った。良いですね、作品が葉書サイ…
10.4 × 14.8 cm--- 表題の展覧会が4月5日(金)から開催される。瀧口生誕120年、シュルレアリスム宣言発表100年を記念する催しとのこと。画廊のHPを拝見するとデカルコマニーや水彩などの未公開重要作が多数出品されている。カタログも発行される他、研究者の…
疎水 --- 林画伯が日本画の北條正庸氏と北山の村田画廊で展覧会を開催されている(3月28日迄)。閑静な住宅街の画廊、良い雰囲気で春の訪れを感じました。拙宅からはかなりの勾配、健康ライドは1時間以上、鴨川沿いで歩数換算7800歩。
2月17日(土)にスタートした表題の展覧会に奥様と出掛けた。研究家の小瀧千佐子氏のコレクションを中心に凡そ450点の衣裳を引き立たせるブローチ、イヤリング、ネックレス、マスク、ブレスレット、クリップなどが洗練された空間で輝いて見える。1920年代から1…
表題の展覧会は2月7日(火)〜3月31日(日)迄
● 表面 東の友人が『安井仲治』展のチラシを送ってくれた。東京ステーションギャラリーで23日(金)〜4月14日(日)迄の期間。生誕120年を記念する大規模企画で「僕の大切な写真」と副題がついている。チラシの表面は二種類あるようなので、どちらもアップさせて…
● 2月4日(日)まで京都市内で催された「マルキ・ド・サド侯爵」に関する展覧会のプレビューを本駒込の画廊・ときの忘れもののブログに「ラ・コスト村の時計塔」と題し寄稿させていただいた。皆様の琴線にふれる展覧会だったと思うので、見逃された方にも読ん…
鈴木真衣子 --- 「ジャンルを超え版画を超えて」吉田佐和子さんが呼びかけた「刷りとその解体」展が河原町蛸薬師のギャラリー・マロニエで2月18日(日)迄開かれている。