井田照一 『La Vie en Rose - Box』(1973) ----- 井田さんが亡くなって20年、木下さんが亡くなって32年。改めてお二人の作品を観ていると、ギャラリーCoCoや、ギャラリー16に通っていた1970年代後半を思い出します。コレクション展は6月21日迄。 井田照一(19…
『妖精の距離』(部分) ----- 京都東山のギャラリー点で瀧口修造の詩画集『妖精の距離』(1937年)と『スフィンクス』(1954年)を紹介する展覧会が25日(土)から始まった。早速、観光客の多い祇園を抜け、白川沿いを上がって、20分。光に満たされた京町家で、清楚…
安東菜々 Work2 Work5 Electroc Wire 4 Electric Wire 7 シルクスクリーン 1975-1977年 ----- 中西夏之に続いて上階の常設展示は、特集「反射する都市」を、不安、フィールド、うつろう、ネガなどのキーワードで武本彩子が提案。ハイライトも良かったですね…
中西夏之展では、作家が1960年代前半に友人の高松次郎、赤瀬川原平と結成し、和泉達、力根康尚、小杉武久らも参加した「ハイレッドセンター」関連の一次資料に吸い寄せられた。特に❗が良いのです。 ── 「ハイレッド通信」3号、好きですね。 また、1962年10月…
国立国際美術館で中西夏之展を拝見した。油彩を中心にオブジェや、石膏、パネルなど77点に加え、写真や印刷物などの一次資料を含む関西では初めての大規模展となっている。(6月14日迄) 天の岩戸 ca.1955 洗濯バサミは撹拌行動を主張する 1963/93 コンパクト…
----- 現代美術を拝見した後、学舎を見学。
卒業生たちの作品が展示されていると聞き、以前から訪ねたかった京都駅の東、崇仁地区に移転した京都市立芸術大学を訪問した。同学は創立して145年、当初は日本画と図案だったが、現在では筆者が関心を持つ写真や版画、現代美術の分野も含まれている。展示は…
大寒波が襲う京都で表題の展覧会が開かれている。シュルレアリスム運動を、いつも身近に感じ、生きてきた者として、運動を振り返りつつ、昨今の政治状況に世界時計が100年の目盛で回転している感を持つ。衆議院解散の大切なタイミングなので、急いで展覧会の…
二年目に入ったギャラリー点の新春企画「シュウゾウ・アズチ・ガリバー展 "Weight" 」を拝見した。作品のコンセプトについての事前知識を忘れてしまうほどの快感、スカッと面白い。「作家の体重と同一の重量を持っている」ステンレススチールの球がロマンチ…
30.9 × 22.0 cm ギャラリー点での《Before Twice, After Twice》展が年末、21日に終了した。3ヶ月以上の会期だったこともあり、幾度か拝見させていただいた。その都度「カタログはいつリリースするの」と尋ねた。岡山生まれの岡崎と大西が、42歳の年齢差でど…
マーク・マンダース『乾いた土の頭部』(2015-16) ブロンズ、彩色 国立国際美術館蔵 2021年購入(ギャラリー小柳) (画像一部加工)
孫原&彭禹(スン・ユエン&ポン・ユー)(1972/1974- )『I am here』(2007年)ミクストメディア ----- 美術館は常設展示がよろしおす。 河原温(1932-2014)『MAY 12, 1980, Todayシリーズ(1966-2013)より』(1980年) アクリル、カンバス、新聞、箱 オノ・ヨーコ(19…
4F 昨日、初日のシュルレアリスム展を拝見。視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへと拡大する運動の動向を国内所蔵作品凡そ180点で概観するもの。初日には研究者で三重県立美術館長の速水豊氏による講演会「シュルレアリスムと偶然の出会い?」が催さ…
Design: NAKAI Yukie 師走恒例の写真展「 KYOTO HOW are you, PHOTOGRAPHY? 」が、河原町通蛸薬師下ルのギャラリー・マロニエを会場に、今年も始まります。さあ、作品仕上げなくちゃ、小生は後期展示です。ご来場いただけると嬉しい。 前期: 12月9日(火)〜14…
6 Dec. 2025 17:00〜 KIKA 『ブライアン・オドーハティと『Aspen 5+6』(1967)——ミニマリズムとコンセプチュアル・アートの交錯点』
展覧会は12月8日(月)迄、水・木定休日 会場には、油彩画、水彩画、コラージュ、骨董、古本、絵葉書等々 楽しいものが沢山並んでおります。詩人、文筆家、エッセイストの画伯が絵画作品に付す題名、洒落てますね。コラボして付かず離れず、改めて、楽しんでし…
林画伯の個展、『風光ともに流動す』本日、初日。(12月8日(日)迄)、河原町四条下ル寿ビル5F メリーゴーランド ----- 画伯の個展タイトルが何を意味するか首をかしげていたのだが、初日に拝見させていただき、会場に置かれたメッセージで古希になられと知り、…
中空土偶 著保内野遺跡(函館市) 函館市蔵 国宝 高さ41.5cm 目をアスファルトで表現した土偶 塚ノ下遺跡(大館市) 大館市教育委員会・大館郷土博物館蔵 高さ24.0cm *アスファルトは接着剤、アスファルトを塗って目を表現。 大型土偶頭部 萪内遺跡(盛岡市) 文…
鼻曲がり土製仮面 (伝)雨滝遺跡(岩手県二戸市) 東北大学大学院文学研究科蔵 *眉と鼻は粘土紐貼り付け 石棒 砂子瀬遺跡(青森県西目屋村) 青森県埋蔵文化財調査センター蔵 *石棒は男性を象徴する道具です。両端に頭部をもち、三叉状に溝を掘って表現していま…
小生、東北地方の縄文文化については三内丸山遺跡の名を知るにすぎなかった。今回、文博で遮光器土偶と対面し驚いてしまった。東北から北海道にかけて豊かな縄文表現・遺跡群があったのですな。可愛い。展覧会では7点の遮光器土器(内、複製2点)が出品されて…
東天王町の泉屋博古館を久方ぶりに訪ねた。鹿子木孟郎の仕事を拝見したかったからである。マン・レイより16歳年長、1900年〜1918年までフランス留学、アカデミィで「古典派絵画の写実」教育を受けている。岡山藩士の子として生まれ、地方から上京し苦労のす…
Kyo Nakamuraさんたちの刺激的な展覧会「裸のラリーズ」を拝見した(PART1は13日まで、PART2は15日〜16日)。暗幕をたぐり別世界へ…… ----- 12.0 × 23.5 cm 案内状
校正の仕事が終わったので岡崎に出掛け、旧知の写真家、杉浦正和さんの『日本迷幻街』を拝見した。会場は京都写真美術館2階のギャラリージャパネスク(16日迄)。皮膚だけがへばりついているような商店街、眼を凝らして文字を読む。どこまでもシャープな既視感…
猛暑の東京に出掛けたのは、コレクターの大先輩、笠原正明氏のデュシャン展を初日に拝見するためだった。 展示の詳細については、7月11日にノートで報告した。 note.com 19:39東京発ののぞみ87号で帰宅。深川めしが一番、車内でのビールが美味い。
マルセル・デュシャンの『泉』が表紙に使われている雑誌「ザ・ブラインド・マン」(1917年)が展示ケースに入っていたので足を止めた。復刻版を購入したばかりだったので、オリジナルにはオーラがあると、しばらく見入った。京近美での常設展示での企画展(キュ…
ウジェーヌ・ドラクロワ『馬を連れたシリアのアラブ人』(1829年頃) (2013年度購入) ● 西洋美術館では旧館から新館に入った辺りに掛るドラクロワの、この絵の前でいつも足をとめる、不思議な光景なんです。同館では概ねパチリが許されているので、写真好きの…
左: アンドレアス・リッツォス『イコン: 神の御座を伴うキリスト昇天』 (1973年度購入) 右: スケッジャ(本名ジョヴァンニ・ディ・セル・ジョヴァンニ・グイーディ)『スザンナ伝』(1516年頃) (2015年度購入) アンドレア・デル・サルト(本名アンドレア・ダーニ…
ベネルクス旅行から戻って直ぐに東京へ出掛けた。京都06:54発、のぞみ288号。上野に出て国立西洋美術館到着09:30。シニアには優しい入場料無料の常設展示を拝見。東京での楽しみはこれですな。 同館は1959年の創立以来、毎年ルネサンス以降20世紀初頭までの…
21日(火) 曇天、急に寒くなった。最高気温18.8度。前日との寒暖差5.4度。 ---- 中国の南宋・北宋・元の時代は日本の平安中期から鎌倉にあたる。日本に請来された中国の仏画等は同地にほとんど現存せず、今では日本にまとまって残る。信仰の対象として先人が…
文博での今井憲一『幻想とリアルのあわい』展の会期は7月26日(土)〜9月21日(日) 諸般の事情で紹介が遅れてしまった。多くの人たちに観てもらいたいと思いつつ、援護射撃ができなかったこと、お許しください。 独立美術京都研究所の主要メンバーとして活躍し…