mark murphy playing the field

マーク・マーフィがキャピタルに席を置いていたのは1958年から1960年頃にかけてといわれる。本盤の解説で岩浪洋三は「彼は黒人ではあるがもっぱらニューヨークで歌ってきたせいもあって、スマートでモダンなセンスをもち、一種ユーモアの感覚をたたえて歌っている」そして、正当に評価されたなかった理由として「黒人にしてはスマートすぎ、インテリジェンスに富みすぎていたのであろうか」と書いている。

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