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先月の24日で終わってしまっていたが、ルーマニア国境に近いハンガリーの地方都市デブレツェンの現代美術館を会場としてマン・レイの写真を紹介する展覧会が開催されていた(2018.12.8-2019.2.24)。会場の様子を観るとゆったりと掛けられた写真が美しいブルーの空間に漂っている。夢のような海の底、「ファンタジーの1920年代」がひろがっているようだ。キュレーターは美術史家のPetrányi Zsolt 「20世紀前半の遊び心あふれる芸術の実験的態度」に切り込んだと云うが、会場での反応はどのようなものだったのだろう。作品保険・保護も廉価な写真故の気安い展示旅行、マン・レイはますます大衆化されるだろうと予感する。モダンプリントやエステートプリントの氾濫も望ましいのではないかと思う。どれがビンテージなのかと会場で確認したいところなのだが---
→ 以下会場画像は、美術館サイトから引用
現代美術館の画像から引用
現代美術館の画像から引用
現代美術館の画像から引用
現代美術館の画像から引用
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グーグル・ストリートビューから引用 1 Baltazár Dezső Square, Debrecen 4026