挑発者マン・レイ展 ギャラリーかわまつ

 アートコレクターと云う雑誌の広告で、神保町のギャラリーかわまつが「挑発者マン・レイ」と題した展覧会をしているのを知った。6月6日から16日まで。画廊のホーム・ページで出品作品を確認する。版画、写真、水彩、ポスター、書籍。この内、1975年作「黄色の物体」と題された水彩、コラージュが気になった。京都からでは気楽に現物拝見とはならないのでつらい。画廊に展覧会資料など送ってもらえないかとメールを入れたが、どのような対応をしてくれるだろうか。以前の店舗を数回のぞいたことがあるけど、どんな新しい出会いとなるのだろう、楽しみである。

http://www.gallery-kawamatsu.com/

 帰宅するとニュー・ヨークからマン・レイ資料が到着していた。しっかりした梱包だったので期待したのだが、雑誌「アート・イン・アメリカ」に載っていた画廊の広告切り抜きだった。料金はシート9.99ドル、送料10.00ドル。ネット・オークションでの表記は「This original vintage ad is for the Galleria il Fauno and it features the art of artist Man Ray. Ad measures about 9 x 12 inches and is in very good condition. 」だったのだが、文字通りイル・フオーノ画廊の「銀河」の広告パンフレットと思いこんでしまったのが間違いだった。広告ページだけが欲しくて雑誌を買うことは、当然あるけど、切り離されてしまったページからは時代の雰囲気が欠落し、無意味なものになってしまう。(反省)