1972年のマン・レイ展 カタログ到着

 京都は朝から雲行きが怪しい。急いで庭木を剪定。11時すぎから雨がポツポツし始めた。雨を心配しつつ東京での写真を現像に出し、床屋を済ませた後、帰宅。そして、シャワーを浴びたら眠くなり布団に入る。涼しくて気持ち良く、しばらく寝てしまった。夕方、玄関のチャイムで起こされる。
 書留郵便の判子を求められたのだが、イタリア、フィレンチェからの荷物は完璧な包装でまいった、奇麗な封筒に洒落たテープ、中央の書留番号のシールがバランスよく貼られていてお洒落。展覧会に出品したい程のオブジェだ。珈琲を飲んで目を覚ましてから、ゆっくり開封した。

 今回注文したのは、イタリア・ローマのピクトグラマ画廊で1972年に開催された、マン・レイ展のカタログ。作家の1912-1959年の仕事を紹介する68点の展示。この年、マン・レイ展は各地で開催された。カタログには未見の水彩とデッサンが各一点。黒い表紙の正方形のカタログを手にしながら、30年以上前のローマを想像している。