祇園祭 吉符入


昨年の凱旋船鉾・居祭の飾り(一部)
帰宅途中の阪急烏丸駅祇園囃子を聴く(スピーカーからだけど)。今年の祇園祭ハイライトは、蛤御門の変(1864年)による大火で多くを消失し巡行に参加出来なくなった凱旋船鉾(大船鉾)が、関係者の努力が実り、巡行参加への意思表示を表す唐櫃巡行(鉾の代わりに唐櫃に御神体を入れて運ぶ)の形で最後尾に登場すると云う。昭和の鉾と云われる菊水鉾が年ごとに洗練されていったように、平成の鉾となる凱旋船鉾を楽しみにしている---祇園祭が発展していくのに立ち会うのは嬉しい。もっとも、宵山の街をブラブラ歩き、浴衣姿の女性にみとれてビールを飲むのばかりだけどね。コンチキチンという独特の節回し、凱旋船鉾の銘が入った鉦も残っているという---