2018年5月22日
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国会議事堂前
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キンスキー宮殿辺り
案内状 リー・ミラー(部分)
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メイヤー・ギャラリーの回顧録1978年度が7日に発信された。マン・レイに関しては1月12日から2月24日の会期で催された『風景と女性たち』展、リー・ミラーとマン・レイの写真で構成されている。回想によるとジェームス・メイヤーは、リーのご子息アントニーとプレップスクールの同窓で、写真家として忘れられていた母親の「象徴的なイメージ」による写真の提供を受け、また、ティモシー・バウムの協力も得て、小さいけれど記念に残る「二人展」を開催したと云う。1976年没のマン・レイ、翌77年没のリー・ミラー、愛情と友情に包まれた二人の展覧会がコークストリートで催された。良い時代、子供たちも若かった。わたしは展覧会の案内状両面を昨夏銀紙書房から刊行した『眠り姫物語』で紹介している(111-112頁)。
会場写真は画廊のHPから引用。
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終日パソコンに向かうデスクの壁面に、版画『アンナ』を掛けている。これは1975年の夏に初めて買ったマン・レイ作品で、野村良平さんのアテネ画廊で求めたもの。45年間毎日、部屋のどこかに掛けてきた。初心忘れず、マン・レイに惹かれた無垢な自分に立ち戻れるのです(本当かしら)。なので、そのころと同じように、丁寧にマン・レイを研究し、銀紙書房本としてまとめる日々を続けています。今も顔を上げアンナ・ド・ノエールの眼差しとぶつかり、ウフフ----。右は美術手帖を切り抜いた『贈り物』、左上は77店舗を紹介するパリ5・6区の古書店地図(部分、1982年印刷)、バーチャルの先に実在の書棚があると思いたい。地図からも38年経ってしまった。
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洋物もよろしいが、今はみほとけのご加護にすがりたい気持ち。次の頁をめくる頃にはコロナ禍も収束しているだろう。この「微かに開いた唇から歌声が聞こえてくるかのよう」な仏様は小川光三氏撮影による奈良秋篠寺の伎芸天立像(天平時代)、カレンダーは京都写真クラブの先輩から頂戴した(深謝)。
古い友人からの電話で「YouTube」の話題となった。佐々木三冬の他に「おすすめないかしら」と言う。5月6日に「品川お匙屋敷」がアップされたので、これも良いけど、今日はホームページを紹介したい。FBに押されホームページで情報発信する方は減少しているが、わたしの場合は、この方が居心地が良い。定期的に更新を続けておられる10サイト(わたしの好みですが)を順不同でアップするので、お気に入りを発見されるのを期待する。
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そろそろ、外出自粛解除と個人的には思いますね。
Hさんち
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