成田からウィーンへ

2018年5月17日

---

f:id:manrayist:20200511075348j:plain

布屋太兵衛

---

今年は家人とのイタリア旅行を計画するも断念。コロナ禍が収束しても数年は海外旅行自粛になるでしょうね。「行けるときに行かねば」と思うこの頃、ご近所ブラパチもマンネリなので、バーチャル海外編に移ることにした。一昨年のウィーンと昨年のイギリス、同一日付で紹介していない写真を中心にアップしたい。

f:id:manrayist:20200511075419j:plain

成田空港 出発カウンター

『風景と女性たち』展 in LONDON, 1978

f:id:manrayist:20200513205734j:plain

案内状 リー・ミラー(部分)

----
メイヤー・ギャラリーの回顧録1978年度が7日に発信された。マン・レイに関しては1月12日から2月24日の会期で催された『風景と女性たち』展、リー・ミラーとマン・レイの写真で構成されている。回想によるとジェームス・メイヤーは、リーのご子息アントニープレップスクールの同窓で、写真家として忘れられていた母親の「象徴的なイメージ」による写真の提供を受け、また、ティモシー・バウムの協力も得て、小さいけれど記念に残る「二人展」を開催したと云う。1976年没のマン・レイ、翌77年没のリー・ミラー、愛情と友情に包まれた二人の展覧会がコークストリートで催された。良い時代、子供たちも若かった。わたしは展覧会の案内状両面を昨夏銀紙書房から刊行した『眠り姫物語』で紹介している(111-112頁)。

f:id:manrayist:20200513210228p:plain

f:id:manrayist:20200513210246p:plain

会場写真は画廊のHPから引用。

 

自室でブラパチ

f:id:manrayist:20200512073738j:plain

---

終日パソコンに向かうデスクの壁面に、版画『アンナ』を掛けている。これは1975年の夏に初めて買ったマン・レイ作品で、野村良平さんのアテネ画廊で求めたもの。45年間毎日、部屋のどこかに掛けてきた。初心忘れず、マン・レイに惹かれた無垢な自分に立ち戻れるのです(本当かしら)。なので、そのころと同じように、丁寧にマン・レイを研究し、銀紙書房本としてまとめる日々を続けています。今も顔を上げアンナ・ド・ノエールの眼差しとぶつかり、ウフフ----。右は美術手帖を切り抜いた『贈り物』、左上は77店舗を紹介するパリ5・6区の古書店地図(部分、1982年印刷)、バーチャルの先に実在の書棚があると思いたい。地図からも38年経ってしまった。

---

f:id:manrayist:20200512073752j:plain

洋物もよろしいが、今はみほとけのご加護にすがりたい気持ち。次の頁をめくる頃にはコロナ禍も収束しているだろう。この「微かに開いた唇から歌声が聞こえてくるかのよう」な仏様は小川光三氏撮影による奈良秋篠寺の伎芸天立像(天平時代)カレンダーは京都写真クラブの先輩から頂戴した(深謝)。

おすすめホームページ

古い友人からの電話で「YouTube」の話題となった。佐々木三冬の他に「おすすめないかしら」と言う。5月6日に「品川お匙屋敷」がアップされたので、これも良いけど、今日はホームページを紹介したい。FBに押されホームページで情報発信する方は減少しているが、わたしの場合は、この方が居心地が良い。定期的に更新を続けておられる10サイト(わたしの好みですが)を順不同でアップするので、お気に入りを発見されるのを期待する。

 

blog.livedoor.jp

 

andthings.exblog.jp

www.nichigetu-do.com

sumus2013.exblog.jp

galleriska.exblog.jp

fotokiddie.blogspot.com

kozui.sblo.jp

koganemaru.hateblo.jp

blog.goo.ne.jp

ysuzuki.shiga-saku.net

 

YouTube

YouTubeのお世話になっています(地上波テレビは見ませんね)、マン・レイ関係の映画や展覧会の様子などを楽しんでいましたが、20代に戻って浪曲にはまり平凡ですが広沢虎造の次郎長ものから、最近では国本武春忠臣蔵にうつりました。それが、このところの外出自粛要請に影響されて朗読ばかり、池波正太郎の時代劇を聴いています。「剣客商売」の佐々木三冬がよろしいな 英国の蒸気機関車もたまに観ます。

---

マン・レイ / リー・ミラー シンポジウム

www.youtube.co

 

www.youtube.com

-------

 広沢虎造 次郎長の計略 血煙亀崎宿 桜堤の敵討 代官斬り

www.youtube.com

------

朗読 池波正太郎 剣客商売

 

www.youtube.com


---- 

www.youtube.com

 

 

 

天人併其功

f:id:manrayist:20200507211256j:plain

トンネルの守護神

---

阪急京都線西院駅西側・地下部分入り口に掲げられた「天人併其功(てんじんそのこうをあらわす)」の下部に鷲の像。扁額は1931年3月31日に西院〜大宮延長工事開通に際して新京阪の社長によって掲げたもので、「天の力と人の力が合わさってなと遂げられた」の意、地下路線は関西初。

f:id:manrayist:20200507211315j:plain

f:id:manrayist:20200507211331j:plain