新刊案内『三條白川橋上る』


『三條白川橋上る』石原輝雄編箸 銀紙書房 2014.10.16刊

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限定25部(配付本20 編者本5) 96頁 限定番号・サイン入り 写真123図(内、カラー4) サイズ 21x14.7cm
編者自装(パピヨンかがりによる手製本) 本文; Aプラン・アイボリーホワイト 47.50kg 表紙; ケンラン・モスグレー 265kg 表紙カバー; キュリアスIRパール 103kg 印刷; エプソン PX-504A

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 今年の5月に、京都・岡崎のギャラリー16を会場にして、わたしの所蔵品を基にした展覧会『光の時代; レイヨグラフを中心としたマン・レイと三條廣道辺り』を開催(4/29-5/10)させて頂いた。日本におけるマン・レイ受容史の新発見となった俵青茅と天野隆一の詩業を紹介した前著『三條廣道辺り』(銀紙書房、2011年刊)から3年、本の中で言及した現物(詩集、雑誌、案内状、ポスター、オリジナル作品)を、俵と天野が歩いたであろう京都・岡崎の地で、多くの方々に観て頂いた(深謝)。
 展覧会の会期中に、京都の詩人に詳しい画家の林哲夫さんをお招きしてギャラリートークを行ったのだが、その席で「今日の対談は、本にするつもりです。」と予告した。---個人コレクションの展示は、企画の趣旨と展示準備の様子、会期中の出会いなどを客観的な書物の形などにして残せば、後世の人々の役に立つ、コレクションも一つの表現であると、わたしは強く思っている。
 そんな訳で、林哲夫さん、大野美穂さんのご協力を経て、ささやかな書物を上梓する事が出来た。今回も銀紙書房による手作り本である。時間をとられるので25部だけを制作し、内、20部を関心がお有りの方に譲りたいと思う。わたしのメールアドレスに申し込んでいただけたら嬉しい。お早めに(申し訳ありません、11月4日に定数となりました。みなさま有難うございます)。

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25部作りました。開いているのは28-29頁。