京都の研究会

[
京都の祭事を研究する有志の集まりに参加した。古文書をひもとき、祇園祭のルーツに迫る興味深い展開。古い資料を解き明かす糸口は、なにげない疑問に潜んでいる訳で、毎年見せていただいている祭りの情景が、蘇るようだった。参加者の多くは在野の研究者と思うが、在野故の自由な発想が、謎を解き明かす力となるのではと思う。いずれ、論文等で発表される知見であろうから、ここでは触れないけど、わたしの、やっている「マン・レイ受容史」研究にも通じる事柄が多く、非常に有意義であった。