金毘羅大歌舞伎 -3 幕間弁当

向こう桟敷 二階正面の前船、中船、後船(仕切りのない追込場)
ブドウ棚 丸竹を荒縄で縛り格子状に組んだ天井で、紙(桜)吹雪やホタル(極小電球)を飛ばす演出などに使用。丸竹は凡そ500本。
かけすじ 天井右(花道真上)にある役者が宙返りする装置。
平成の大改修の際にブドウ棚とかけすじが発見された。

平場 舞台に向かって中央、以前は枡席、今回は背もたれありも。
歩み 仮花道と本花道の間をよこにつなぐ幅の広い(約15センチ)敷き板が五箇所渡る。

西桟敷 

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観劇は幕間のお弁当が楽しみ。小生、重要文化財の為アルコールを我慢しております。

料亭二蝶、高松市 1946年創業。JR四国JTBが販売する「四国こんぴら歌舞伎大芝居」観劇セット第一部に付く。

鰆、新豆、筍、蕨、木の芽などの「香川の春」仕立て、上品なお味、シニアには嬉しい箸運び、冷酒が欲しいですな。我慢、我慢。
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金丸座の座紋「佐伯鶴の丸」、元禄期の金毘羅祭礼図屏風が起源と聞く。