30日(木) ドロティア・タニング展

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テートモダンでは2008年3月に『デュシャンマン・レイ、ピカビア』展が催されていた。その時に来ていれば最善なのだけど、現役だったから休みはとれないよね、今回のタイミングが合った企画展はマックス・エルンストと一時期一緒だったドロティア・タニング回顧展(2/27-6/9)。二人はマン・レイとジュリエットと合同で結婚式をあげたので関心を持ってきた。30代の知られたイメージと101歳まで生きた間の仕事の変容も知って、複雑。

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Dorothea Tanning "Birthday" 1942 

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エルンスト夫妻に送った批評家ワルドベルグマン・レイ夫妻など連名の葉書 1952年、展示品でマン・レイ関係はこれだけかしら。フラッシュを使わなければ写真パチリは自由なので嬉しい。

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30日(木) 国際シュルレアリスム展

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ロンドンでのシュルレアリスムといえば、1936年6月11日〜7月4日にかけてニューバーリントン画廊で催された『シュルレアリスム国際展』。推進者の一人であるローランド・ペンローズが残した会場写真でマン・レイの油彩やレイヨグラフを観ていたので、その残像がないかと思っていたところ、テートモダンの一角に再現されていました。「相隔たるもの同士の並置」が当時の展覧会趣旨、21世紀の会場でも学芸員マシュー・ゲールはこの文脈にそって展示空間を演出しています(と、展示パネルで紹介)。ペンローズタンギーピカソジャコメッティ、ダリから現代のルイス・ブルージュまで、1936年の会場で展示された作品は見つからなかったが、時代の精神は今に繋がっていると感じられた。

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30日(木) テートモダン

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セント・ポール大聖堂前で下車し、ミレニリアム・ブリッジでテムズ河を渡るとテートモダン。館内は撮影自由なのでパチリ、パチリ。モジリアーニとモンドリアンをアップしておきます。

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Amedeo Modigliani "Jeanne Hébuterne" 1918 Oil paint on canvas

 

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Piet Mondrian "Composition B (No.II) with Red 1935  Oil paint on canvas

 

30日(木) バッキンガム宮殿

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イギリス周遊で印象に残ったものの筆頭は、数と重厚さと個人的な好みで赤い郵便ポスト。ロンドン名物は黒塗りのタクシー「キャブ」となりますな。

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エリザベス女王滞在中はこの女王旗が掲げられている。衛兵も二組だとか---

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30日(木) フライング・スコッツマン

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ホテルの周りを早朝パトロール。徒歩5分のケンジントン駅は週末と一部祝日だけの運用線と思っていたら乗降客多数、連絡橋に登って俯瞰撮影をしているとデーゼル機関車が牽引してきたのはオリエントエクスプレスみたいな豪華な客車ではありませんか、そして最後尾に美しい蒸気機関車、フライング・スコッツマン。驚きと幸せで感無量。この蒸気機関車[BR60103]は伝説から復活した世界で一番有名な車両、1923年製造でロンドンとエジンバラ間を8時間で結ぶ高性能。1960年代にアメリカへ渡った後、2004年にイギリス鉄道博物館の所有となり、2006年から6億6000万円を投じる大規模復元によって蘇ったもの。偶然のカメラパチリは鉄道ファンへの最大のご褒美となりました。

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催し物会場のケンジントンオリンピア

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30日(木) ロンドンの朝

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今日のお天気はどうでしょう、BBCの予想でロンドンの最高気温は23度、暑くなりそうです。

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 都会のビジネスホテルの味を期待してはいけません。窓からはロンドン名物の2階建てバス、緑があるのでゆったりした気分です。

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29日(水) ロンドン到着

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17:47

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停滞にあいながらもやっとロンドン市内に到着。西の外れと思うが、グーグルで位置を確認していたので、明日の自由行動をシュミレーションしながら街路に眼をやる。部屋に入ると「ようこそいらっしゃい」の文言と小生の名前の表示。ツァーの人たちとの食事も最後となり、全員でカンパイをいたしました。地元のビールです。

 

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29日(水) ウィンザー城

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11世紀からイギリス王室が使うエリザベス女王お気に入りの居城。厳重なセキリティチェックを経て見学、中庭は英国式庭園、城内は絢爛豪華(写真撮影禁止)、さすがの大英帝国です。

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セント・ジョージ礼拝堂(後期ゴシツク様式) 2018年5月にヘンリー王子とアメリカ人メーガンマークルとの結婚式が執り行われたところ、テレビで見ていましたが、空間を体験するのは素晴らしい。

 

29日(水) ウィンザー

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ウィンザー&イートン中央駅で165系タイプの旅客用デーゼルカー、1992年製造の2両用ユニットと遭遇。足回りを確認出来ないのは残念だが卵顔が愛らしい。イギリスにデーゼルカーが多く、前面を黄色く塗るのは産業革命での蒸気機関車隆盛と関係しているらしい。

 駅の構内にはお召し列車牽引の蒸気機関車『女王』号(1894年製造、1912年まで運用)が、王室のエンブレムを飾って展示されています。

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フィッシュ&チップスの昼食。ウィンザー城壁前のレストラン「塔」は、ハプニングいろいろで、面白い。雨がやまないかと外を見ております。

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29日(水) バース ローマ浴場跡

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イギリスがローマに支配されていたのは紀元前1世紀から5世紀初頭まで。バースに残る大浴場跡は世界遺産に指定されるほどの規模で紀元前1世紀に建てられたと云う(19世紀末に発見)。手を入れると温かい。

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発掘された女神ミネルウァの頭部、館内で上映されているビデオの女性の髪型が、これですな。サウナの構造を見学しつつ温泉を呑んだりして楽しんだ。

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ヒッポカムポスのモザイク

 

29日(水) コッツウォルズ─ 4

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5:23

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今日も良い天気でありますように。ロンドンへ向けての出発は8時。スクランブルエッグにハムにフルーツ、ヨーグルト、アメリカンコーヒーでスタンバイ。食後に家人と湖畔を散歩。ウソ、ウグイス、アジサシ、カワセミ、カモなど、どこにいるかしらとギャラリースコープで探しておりました。

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28日(火) コッツウォルズ─ 3

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バイブリーから南へ30分、湖畔に建つ高級リゾートホテル、デ ヴィア コッツウォルド ウォーター パークが今宵の宿。鴨の料理にビール、ゆっくり数日滞在したいところなのだが、しばらく、デッキ沿いに散策、平凡な風景を平凡に撮っております。

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28日(火) コッツウォルズ─ 2

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コッツウォルズでもこちらの村落バイブリーは、ウィリアム・モリスが「イギリスで一番美しい村」として愛した事で知られている。17世紀の石造りのコテージ、アーリントン・ロウは「現在も人が住んでいるので外見だけを静かに見学して下さい」と添乗員に言われる。川沿いに一周、湿地帯に幾種類かの野鳥、良い季節である。モリスのアーツ・アンド・クラフト運動、植物の文様、モダンデザインの源流がこの地にあるのかの感。でも、短時間の観光者には判りません。

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アーリントン・ロウ

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