古書市に参戦するも


書砦梁山泊の小特集サインは楽しいアイデアだね。ブームになるのじゃないかな。


悩みは多いが、忘れる事にして今日から連休、新緑の気持ち良い街を祇園街を抜け岡崎まで走る。勧業館の古書市は参加書店が多く、屋根付きなので良品が多いかと期待を持って棚を確認していく。めざす店に最初から取り付かないようにして、順番に一列毎に観て行く。書店によって値付けの傾向が異なるので面白い。商品の流行もあるみたいだが、今年はいまひとつかな。5冊ほど抱えてブラブラするも、レジまえで、手許と相談。部屋にもおけないし--なので、高山文庫さんで志賀英夫「戦前の詩誌・半世紀の年譜」、海月文庫さんで海老坂武「かくも激しき希望の歳月」を精算することにした。パスした3冊はそれぞれの棚に戻しました---ごめんなさい。4時間あまり会場にいたかな。遅れた昼食に三条・白川橋の枡富に入りざる蕎麦を食す。ちょっと疲れたので、京乃一滴を、生き返った。それから、ギャラリー16に寄ると中村敬治氏の最後の言葉「現代美術巷談 その後」(水声社 4月10日発行)が届いていた。安齊さんが横浜で撮った最後の写真には人の生き方を考えさせられる。---氏のデュシャン展への言及はよく判るな。

 四条寺町角のイエローカメラでフィルムを現像に出し(これが最後かしら)、カメラのナニワでデジタル・プリントを依頼する、300枚を超えると1枚19円(6月末日まで)との事。このところ、デジタルになって写真の撮り方が変わったように思う。ジュンク堂で新刊のチェックをして帰宅。インフルエンザA型の影響で、薬局、コンビニ、スーパーと回るも使い捨てタイプのマスクが見付からない。花粉病の身にはこたえる。