ブラブラと楽しく廻廊 at 岡崎公園

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本日初日となる岡崎勧業館での「春の古書大即売会」(5日迄)に参戦した後、KG+による京都市美術館別館での「コンデナスト社のファッション写真でみる100年」に寄る。お洒落な空間に1920年代からのフッション写真が並べられ、その中でマン・レイの写真(French Vogue, May 1925に掲載)を拝見。点数が多く、雑誌の扱いなど良い構成なんだけど、全体的に照明がよろしくなく困った。つかれて蔦屋書店で休憩と思ったけど、人・人・人、連休の岡崎公園は怖ろしい。その後、京都国立近代美術館で開催中の「オーダーメイド: それぞれの展覧会」の会場へ。ストロボや三脚を使わない撮影が許されてるので、幾枚かパチリ、パチリ。久しぶりにマン・レイの『アングルのヴァイオリン』が掛けられているので、横に立って記念写真を撮っていただいた---見ると額装が傷んでいる、でも、欲しいな。ブルーのボールペンでのサイン、格好いいな。


VOGUE

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REORDER ドミニク・ゴンザレス=フォルステル

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「オーダーメイド: それぞれの展覧会」4月2日(土)〜5月22日(日) 展示は美術館の所蔵品を中心におよそ120点。個人的な興味から言えば、エルンストの1931年『人間の形をしたフィギュア』に二重丸。ブラブラ会場を歩くと分散して置かれたデュシャンの作品がアクセントになって、展覧会がしまっている。撮影不可のマークがある作品は少ないのだけど、デュシャンで『泉』だけが、不可となっているので、首をかしげカメラを向けないまま、外に出た。もっとも、ヘリングでビールを呑んでから、再入場。まだまだ、忙しい日々が続いております。

MONEY 森村泰昌ほか(利岡ビル・アート・コレクション)

PLAY マン・レイ(アングルのバイオリン)

READYMADE マルセル・デュシャン---カメラの背後に『泉』があります。