マン・レイ ロンロン

 
表紙
24×15.9cm 収録写真25点 2016年10月17日刊

裏表紙
昨日に続いて6月に入手したマン・レイ資料。こちらの方は一般流通していないパリのフランソワーズ・パヴィオ画廊の『マン・レイ ロンロン』。春先から画廊へ注文依頼をしたのだが上手くできなくて諦めかけていたところ、友人がバカンス前にパリへ出掛けると云う。それで、無理にお願いし二区サン=タンヌ通りに足を運んでいただいた。深謝です。後日、入手の経緯を聞くと、パリ人である画廊主の距離感には、京都人と通じるところがあり、しかも、マン・レイ好きとあって、ご厚意に甘えさせていただいた。今夏のパリは想像を絶する酷暑だったと聞く、入手には旅行中の忙しい友人のお手を煩わせた、本当に申し訳なく、感謝してもしきれない心境であります。パヴィオ画廊のFBを観るとマン・レイの回転扉シリーズのタピストリーや油彩『終わり良ければすべ良し』があったりして、眼福と云うか涎を垂らしていたわけだが、インターネットの発達した時代であっても、その場に行かなければ、道は開かれないと改めて思った。そして、有り難い人との出会いが新しく始まっている。本当に有難うございました。

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手前右の建物がサン=タンヌ通り57番地