「全能夢: マン・レイ、合流と感化」展


紹介が遅れてしまったが、6月後半に何点かのマン・レイ資料を入手した。「全能夢: マン・レイ、合流と感化」展が開かれたのは2003年10月から12月の間で、会場はアメリカ北カロライナ州にある人口2万人程度の小さな町ブーンのアパラチア州立大学内のターチン・センター・ビジュツアル・アーツ(グーグルマップで施設を確認)。

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 同展はダダ・シュルレアリスムの収集で知られるブラント・コレクションから、マン・レイの他、マッソン、デュシャン、ミロ、タンギーマグリット、ダリなどを展示。マン・レイは40点ほどであるがマルチプルや版画が多く、パンチにかけるように思う。それでも、会場の画像を観ながら行ってみたいと思った。---石原コレクションと重複するものがあるからね。
 入手したカタログはブーンの隣町シュガー・クローブにある古書店から出たが、丹念にネット・サーフィンをしないと見つからない、開催から14年の流れを反省。尚、リング綴の洒落た作りで限定750部、制作費用5,500ドルと記載されている。

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 下記3図はグーグルマップの画面(Turchin Center for the Visual Arts. 423 West King St. Boone, NC)を借用させていただいた。有難うございます。