女人守護、心願成就、家内安全


西四条斎宮 西院野々宮神社

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四条中学前のバス停から西に一筋。ここは並んだ大鉄扉のハゲ掛けたペンキが景色を作っている楽しい一角で、散歩ついでに写真パチリしてきたのだけど、辺りは日照町と云うそうで、通りを挟んで野々宮神社が置かれている。由緒書によると、御祭神は倭姫命と布施内親王のお二人、倭姫命垂仁天皇(第11代)の皇女とあるから紀元前のお話、布施内親王は第50代桓武天皇(737-806)の皇女だそうである。何も知らないので「由緒書」を引き写させていただくが「斎王のお住いを「野々宮」と呼ぶのは、布施内親王の御時からで、この地は「野々宮」の名称の発祥とされ、以後、嵯峨野の一帯に野々宮の地名、史跡が」残ることになったそうである。斎王と云うのは「伊勢神宮にお仕えされる皇女」をつとめられた方の事で、野々宮は「斎王に選ばれた皇女が伊勢神宮へ赴かれるまでの間、心身を清めるられるために特別に築かれた御殿」。それで、女人守護、心願成就、家内安全にご利益のある神社なのだそうである。祭日は4月1日、10月第二日曜日。昨日の春日神社からゆっくり歩いたとして、10分もかからないと思う。