京大・尊攘堂

in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26f:id:manrayist:20211118225740j:plain

2021.11 尊攘堂 竣工: 1903年 煉瓦造平屋建寄棟屋根(擬洋風建築) 設計・施工:不詳 破風付窓、小屋根、切妻ポーチを有する。 尚、『モダン建築の京都』展には立項されていない。

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 これは「品川弥二郎(1843-1900)が恩師吉田松陰の意志をくんで1887年に高倉通錦小路に創設し、維新における尊皇攘夷の功ある人々を記念したものに由来する。現在の建物は、品川の死後、本学に寄贈された松蔭や志士の遺墨・遺品などをおさめるため1903年に建てられた」寄贈資料等は図書館に移され、現在は「大学構内における埋蔵文化財の保存・展示に活用されている」と説明されている。

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[ときの忘れもの拙稿] 『小さなカタログ、見上げる建築』 『親しげなヴォーリズ建築』