11日(日) フィレンッエのスマート・トラム

● 撮り鉄タイムは朝食までの20分 パチリ・チャンスは1回限り、トホホ

06:41 1号線 ヴィットリオ・エマヌエール二世停車場 

1006 カレッジ総合病院行 1号線はこの辺り(4停車場間?)で上下線分離

 

---

2019 ヴィッラ・コスタンツァ行 上下線合流 後方最上階オレンジ色の建物がホテル ラファエーロ 

---

 

07:01

 

[メモ]

フィレンツェのトラムは1920年代から時代遅れとされ、さらに第二次世界大戦で甚大な被害を受け復旧はされたものの1958年1月20日に廃止された。その後、都市交通網の改善、環境への配慮から見直され5年間の工事を経て2010年1号線開通、延伸、2号線、3号線と整備が進んでいる。車両はアンサルドブレーダが開発し日立レールが展開する超低床路面電車シリオ(Sirio)。「台車があり全長が短い車体が台車が存在しない車体(フローティング車体)を挟む形の連接編成が組まれる」モジュール構造による車体設計で、同形式はイタリア、スウェーデンギリシャ、トルコ、中国などの都市が導入しており、仕様はデザインや3〜7車体連接を含めバリエーションが多い。
 近年、フィレンツェでは、車両にセンサーを取り付けデーター収集(位置情報、障害物有無、市民・車両の動きなど)に活用、また、2021年2月に蓄電池駆動の試運転が成功しており、架線設備の不要なトラムが登場するのではと期待されている。