箱根登山鉄道 1970.4.9-1

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さて、東京までの「撮り鉄」回想の続きです。静鉄、岳南、伊豆箱根の次は、「天下の嶮」小田原からの山登り。強羅行きの108号を何処で撮ったか覚えていないけれど、本年10月の台風19号被害で、土砂崩れによる橋梁、道床(枕木固定に使う)などの流出が十数箇所にわたて発生し、12月に入った現在も箱根湯本〜強羅間での運行見合わせが続いている。全線復旧は来年秋の見込みとのこと。50年程前の走行を思い出しつつ一日も早い復旧を望む。

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 箱根登山鉄道は小田原から強羅までの15キロを結ぶ山岳鉄道路線で、1915年開通、スイッチバックを出山信号所、大平台、上大平台信号所の三箇所で設ける最大勾配80パーミル。途中箱根湯本までは小田急電車が乗り入れ運転をしている関係で、三線軌条となっている。