メル・ボックナー at 国立国際美術館

「ボックナーも面白いよ」とSさん。2021年に国立国際美術館が収蔵した『セオリー・オブ・スカルプチャー(カウンティング)&プライマリー』の展示、会期はこちらも5月22日迄。メルボクナーは1940年に生まれたアメリカのコンセプチャル・アーティスト。リーフレットに再展示に際しての彼のテキストが林寿美訳で掲載されている。

『セオリー・オブ・スカルプチャー』における関心事は抽象的ではない。私は形態という意味での彫刻には興味がない。数字と石は並列しながら相反する次元に存在している。同じことを明示するように見えながら、両者は決裂しているのだ。地図は風景ではない。底知れぬ深く巨大な空白が、声明のための空間と物体のための空間を分かつ。そしてこの空白を埋めないようにすることが、『セオリー・オブ・スカルプチャー』の目的である。

 

ブライアン・エリス博士の『測定の概念』からの引用

5=5

等しく不均衡