シュウゾウ・アズチ・ガリバー展 "Weight" at ギャラリー点

二年目に入ったギャラリー点の新春企画「シュウゾウ・アズチ・ガリバー展 "Weight" 」を拝見した。作品のコンセプトについての事前知識を忘れてしまうほどの快感、スカッと面白い。「作家の体重と同一の重量を持っている」ステンレススチールの球がロマンチックなソファーに座っている。── 作家が座っている。さらに、京町家二階のモダンな室礼には75歳となった作者が座っている。── 白い大理石へと姿を変え、尖ったコンセプトが丸くなった雰囲気。石なればこその膨らみをはらんで、「よっこらしょ」と階段を上がったと聞く。コンセプトなど二の次で、作者は肉体を消し、その影をわたしは観せられたのだろうな、強烈であるのに、温和な話しぶり。痛快な新春の展覧会だった。ありがとう。そして、乾杯。

詳細については、画廊のサイトで確認いただきたい。→ シュウゾウ・アズチ・ガリバー “Weight” – ギャラリー 点 京都東山にある現代美術画廊

Invitation, 10.0 × 14.8cm

'Weight(Human-ball)' 1978

'Weight in L.A.: photograph' 2025

'Weight(Human-ball)' 2022 'Study for Fe ball #2' 1975