拙宅小展示。遠来の客人と、ジュリエットの話など……
お花見パトロール-3 枝垂れ桜
3月 中京区 ◯ ◯ 公園
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24日 雨のち曇 12.8/7.5
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25日 雨 14.3/10.0
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26日 雨 13.3/10.4
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27日 雨のち晴 15.8/6.3
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28日 曇のち雨 16.5/4.2
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29日 雨のち晴 22.7/12.2
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30日 晴のち曇 23.4/10.5
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31日
お天気情報は tenki.jp 「京都の過去の天気」によった。
戦前 四条烏丸交差点
9 × 14 cm
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四条通東側南北の建物は「モダン建築の京都」連載で紹介した。
左: 三井銀行京都支店(竣工1914年) → https://manrayist.hateblo.jp/entry/2021/12/16/060000
右: 三菱銀行京都支店(竣工1925年) → https://manrayist.hateblo.jp/entry/2022/01/29/060000
市電先頭車は500形(515)のように見える。この形式は1924年から1928年にかけて40両製造された初の3扉大型ボギー車。515号は1925年田中車両製造。(wikiwandに詳しい)
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三和銀行京都支店 柱頭
in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.262021.10 三和銀行京都支店 柱頭
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ブログ「モダン建築の京都」シリーズとしては、建物が現存しないので例外となるが、遺物が置かれている場所に意味があるのでお許し願いたい。四条烏丸西北角にあった三和銀行京都支店の「巨大なコンポジットオーダーの柱頭」である。2007年に解体され、同地に建てられたラクエのビルに2010年移転展示。三和銀行京都支店は1952年竣工: 大林組、設計: 三和銀行建築家。鉄骨鉄筋コンクリート造り、地上5階地下1階建て。「極私的建物探訪総合目次」のサイト・銀行建築の流れによると ──
「この建物のオーダーはおそらく日本最大級で、建物4階分の高さがあるもの2本が正面玄関に鎮座していまます。内部に関してはそれまでの銀行建築に見られた豪華さ重厚さは全くなく、機能性が重視された簡素なものとなり、これまでの銀行の専売特許であった歴史様式意匠からは全く懸け離れたものです。外観に関しては、この建物が様式建築からの決別建築で、これを最後に銀行建築の意匠に歴史様式的なものは見られなくなり、簡素な意匠の建物へと移項していったのでした。私には『さよならの代わりに巨大なオーダーを置いておきます。しかもそれは最も美しく、造作に手間の掛かるコリント式です』と建物に言われているようです」とある。同行が東海銀行と合併しUFJ銀行となったのが2002年1月、バブル崩壊と両銀行の派閥抗争からの混乱で2005年1月に東京三菱銀行と合併し三菱東京UFJ銀行と変わって消滅。
LAQUE四条烏丸 / アーバンネット烏丸
LAQUE四条烏丸 から烏丸通東を望む、左に三井住友銀行京都支店、右に東京三菱UFJ銀行京都支店。
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下図は竣工当時の三和銀行京都支店、大林組70年略史( https://www.obayashi.co.jp/chronicle/70yrs/t3c4.html )から引用させていただいた。
[メモ] ウィキによると「オーダー」というのは「古典主義建築の基本単位となる円柱と梁の構成法で、独立円柱(礎盤、柱身、柱頭)と水平梁(エンタブラチュア)から成る。一般的にトスカナ式(英語版)、ドリス式、イオニア式、コリント式、コンポジット式(英語版)の5種類を指す」。→ オーダー (建築) - Wikipedia コンポジット式についても、解説あり。
[ときの忘れもの拙稿] 『小さなカタログ、見上げる建築』 『親しげなヴォーリズ建築』
アーモンドマイスター by 販売: 井桁堂(株)
こちらも京都ではゲットしずらい、ブレンーンとショコラ「自家挽きのアーモンドをたっぷりと使い、卵、砂糖、バターなどを加え風味豊かに焼き上げた、ザクザク食感のアーモンドクロッカン生地」なかなか美味しい、最近は紅茶も飲んどります。
『生誕120年 瀧口修造展V』 at ときの忘れもの
10.4 × 14.8 cm
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表題の展覧会が4月5日(金)から開催される。瀧口生誕120年、シュルレアリスム宣言発表100年を記念する催しとのこと。画廊のHPを拝見するとデカルコマニーや水彩などの未公開重要作が多数出品されている。カタログも発行される他、研究者の土渕信彦氏によるレクチャーも2回(4月6日、20日)予定されている。合わせて書籍雑誌100冊の特別頒布も、期待MAXですな。ときの忘れものHP→ http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/53536222.html
おがたまの木 at 天道神社
この枝か天の岩戸のその昔アメノウズメの手に持ちゐしは
まちなかの名も天道のみやしろにオガタマの実は色づきおりぬ
ひそやかに実の集りて小毬なすオガタマノキここにありとは
健康散歩コースのお宮さんに小賀玉の木がある。解説文には「もくれん科の常緑喬木。高さ18メートル、直径70センチに達する。樹皮は黒緑色で滑らか。葉は長楕円形。光沢ある革質。春、葉腋にやや黄色を帯びた白色の、芳香のある花を咲かせる。花後、果実は集って毬果状をなす。招霊(オキタマ=神霊を招く)の訛ったもの、という説もある。神社によく植えられ、材は常緑褐色で、床柱または器具とし、葉は香料となる。古今伝授三木の一。和名オガタマノキ。黄心樹。」とある。
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[メモ]
(1) 日本神話において天照大神が天岩戸に隠れてしまった際に、天鈿女命がおがたまの木の枝を手にして天岩戸の前で舞ったとされ、神楽で使われる神楽鈴は、果実が裂開して種子が見える状態のものを模したともいわれる。
(2) 古今伝授三木は、おがたまの木、めどに削り花、かはなぐさ。後のふたつについても、いずれ報告したい。
京都の観光ガイドによると「天道神社は長岡京に鎮座されていたものを794年三条坊門東洞院の地に勧進、その後、1574年同地に移る。主神は伊勢皇大神宮の天照大神、左右に正八幡大神、春日大明神、の三柱の神々、境内社に洛陽二十五社天道天満宮、約束稲荷神社、祇園八坂神社、弁財天厳島神社を祀る」
天道神社例大祭→ https://manrayist.hateblo.jp/entry/2022/11/07/060000
白木蓮など
終日の雨模様、健康散歩自粛