イタリアンの店にマン・レイの版画

manrayist2007-06-02

 縁戚の慶事で東京へ。青山、赤坂見附と式に参加し、若い二人を見守る。そして、夜8時からの二次会にも参加。会場は四谷二丁目のリストランテ「メラグラーナ ドーロ」二階の店に入ると人が溢れ出席者は100人以上と思われた。受付をする時、壁面にマン・レイの版画「現代の神話-2」(1969年、ムルロー刷り、限定100)があってびっくり。近づいてエディションを確認したところE.A.版だった。若い人達の熱気、情熱に作品の形体と赤い色がマッチしているのだね。こうした偶然がうれしい。シャンパンを飲み、パスタを食す、再現ドラマにみんな見とれている。本職の仕事だから見させるよな、面白い。

 今回は家人達と一緒なので二日間で東京最新観光スポットもいくつか入れた。新丸ビル東京ミッドタウン六本木ヒルズ表参道ヒルズ等々。今回気付いたのはウインドー・ディスプレイに書籍や写真を上手く使っている店が多くあった事。特に新丸ビルがわたしには面白い、例えば一階のアーツアンドサイエンス、映画のセットではあるけど、古い薬店に迷い込んだようで、棚の上段ケースにはステイーグリッツの大判写真集。売り物かもしれないけど----