キキの評伝マンガ本


KIKI DE MONTPARNASSE Catel画 Bocquet文 2011年英語版 24×17.3cm pp.416

本日掲載した東京・青山のギャラリーときの忘れものでのブログ連載は、ペレとアラゴンによる詩集にマン・レイがエロティックな写真を提供した『1929』を取りあげた。神田の田村書店で同書を入手したのは1998年9月。今回は古書店街での出会いなどを思い出しながら書き進めた。詳しくはブログをお読み頂きたい。しばらく、東京に出掛けていないので、来週あたり新幹線に乗ろうかしら(ハハ)
→ http://blog.livedoor.jp/tokinowasuremono/archives/53186494.html

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書影を紹介したマンガ本は、2007年にフランス語版で刊行されているが、アマゾンで書影などを見るも、直ぐにはクリック出来なかった。しかし、英語版(中国での印刷、製本)で取り寄せてみると面白い。キキの自伝や、マン・レイの写真などから豊富に引用されている。ただ、ここに載せた『1929』のエピソード(フランス本での地下出版はベルギーで行われる事が多いと聞くが、持ち込む前に国境で押収されてしまったらしい(内通があったと聞く)。筆者ブログより)で税関史が手にしているのは最近の復刻版である。

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筆者の机上に置かれた『キキの回想』(アンリ・ブロカ版、1929年刊)。頁は彼女の油彩『学校』、右下にコレクション・マン・レイとある。