若い世代


堀内正和『すじかいまど』(1982年)

第2展示室[ヨーロッパ他国]

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マン・レイと云うと、レイヨグラフでしょうか」「私は、レイヨグラムの立場ですけど」「都市に関心があって」「前衛の映画から入って」「Werner Jekerのデザイン好きなんでよ」「ウィーンのポスター素敵ですね」---美術工芸資料館辺りの落ち葉は、黒ずんで北風に舞っている、秋が終わって冬の到来。12月3日のシンポジウムに登壇される若い研究者の方達に、ポスター展の会場を観ていただき、近くの北山紅茶館で、アイデアやアプローチ、視点などをお聞きする。若い世代のシュルレアリスム感、マン・レイ受容の様子などが当日、どのように展開するか楽しみ。
 「日本と違い、プラハでは急に寒くなり葉が落ちるので、紅葉を楽しむといったところは無いんです」