御高覧深謝

京都工芸繊維大学美術工芸資料館2階で11月7日からの始まった『展覧会ポスターに見る マン・レイ展』も本日が最終日。担当者にお聞きすると凡そ1200人の来場数だったとの事、大学の施設での展示とすれば、多くの方々に観ていただけた。これは会期中に「マン・レイシュルレアリスム」と題するシポジウムが開かれた他、学園祭や教育懇談会などが重なったおかげだと思う。みなさん有難うございました。
 最終日となったので昼には会場に入り閉館まで、「我が愛しのマン・レイ」たちを、ゆっくり楽しんだ。展示什器や光の状態を含め、会場とスタッフに恵まれた展覧会だったと思う。

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cote a cote

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「手で見る 手で語る」展のギャラリートーク

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 資料館の1階での、博物館実習受講生の方々による企画展『手で見る 手で語る』も本日が最終日。ギャラリートークの実習を聴講させていただいた。「手フェチ」のわたしは、若い方々の図像解釈アプローチを興味深く聞くことができた。この人たち中から表現に関する多面的なアプローチ、次代のキューレーターが育ってくれる事を願う。コレクターについても、関心をもってもらいたいな、いずれ「収集する事」も研究対象となるだろう。


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 最終日の午後も、多くの方々に御高覧いただいた。1982年10月に池田容さん(左)の画廊で求めたロサンジェルスでの「マン・レイ展」の前で記念写真。