『みらいらん』創刊号


「みらいらん」洪水企画発行 21 × 14.8 cm 160頁 本体価格 1,000円

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昨夏、20号で終刊した『洪水』の後継誌『みらいらん』が発行された。どちらも編集発行人・池田康氏の強い意志に基づく「詩と批評を中心に、他のジャンルも広く視野に入れ、新鮮で刺激にみちた精神の座標を拓くことを目指」すという孤高の紙面。前誌を毎号楽しみに拝読していたので、予告通り後継誌の創刊号が発行されて喜んでいる。こうした切り口の雑誌は、ないからね。早速、ブックデザイナー・巌谷純介氏へのインタビューから読み始めた。Macで書容設計をしている銀紙書房のデザイナーとしては、たくさんの助言をいただける展開となっている訳。その後、平川綾真智氏のエッセイを読み、あとは、どの詩に深入りしようかと--- 頁を開いている。

50-51頁