19日(火) 旧開智学校校舎

旧開智学校校舎(国宝) 竣工:1876年 木造2階建寄棟造桟瓦葺 擬洋風校舎 設計・施工: 地元大工棟梁・立石清重。漆喰塗外壁、鼠漆喰での石積み風1階腰部・及び、1、2階四隅コーナーストーン風。建物正面車寄突出、龍彫刻、蟇股風雲文彫刻。車寄2階唐破風屋根、正面手摺部分瑞雲彫刻。破風下天使2体が校名額を掲げる。建物中央廻縁付八角塔屋、塔屋腰部は石積み風に目地、手摺和風の唐草文の彫刻。同校は女鳥羽川沿いの松本市本町一丁目に建てられ1963年3月まで使用されたのち解体、翌1964年にかけて現在地へ移築・復元された。2019年近代学校建築として初の国宝指定。

残念ながら校舎内見学は耐震工事のため不可(2024年中の開館を目指す)。建屋パチリだけで我慢しました。尚、一部資料が昨日紹介した長野県松本市旧司祭館で展示されている。教育県長野のルーツですな。

絵葉書 14.8×10.6cm