大礼記念京都美術館(現・京都市京セラ美術館) 大規模改修

in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26

2017.11

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 小生、ときの忘れもののブログ(2020.6.28)に『日の出でバチリ』と題し、改装記念展『杉本博司 瑠璃の浄土』をレポート。そこで「スクラップアンドビルドが常態化する日本の公共建造物にあって、帝冠様式の外観・構造を残しつつ、新たな現代美術棟(東山キューブ)を違和感なく併設させ、西から東へ伸びる動線を復活させ、平安神宮の朱色の大鳥居から七代目小川治兵衛作庭の日本庭園を経て東山を望む開放感の喜びに誘う仕掛けが素晴らしい。海外の美術館で多用される石や煉瓦と硝子の妙味ある組み合わせが日本にも現れたと思った。地下一階に設えた正面入口の硝子構造(ガラス・リポン)へのスロープ状広場、これらが芸術を楽しむモダンな期待感を演出してくれている」と紹介した。

2020.6

[ときの忘れもの拙稿] 『小さなカタログ、見上げる建築』 『親しげなヴォーリズ建築』 『日の出でパチリ』