9日(金) サン・マルコ寺院 -1

● ナポレオンも絶賛した大理石の敷石が美しいサン・マルコ広場に面し、光を閉じ込めたような空間が西に向かって建てられている。


 サン・マルコ寺院は「828年にエジプトのアレキサンドリアからふたりのヴェネツィア商人が運んできた福音書記者マルコの聖遺体を祀るために建てられた聖堂」で、現在の姿は火災などにあったために11世紀、17世紀に大改修されたもの。ロマネスク・ビザンチン建築の大傑作として名高く、ギリシャ十字形の平面の上に5つの円蓋が架けられ、西側に広いアトリウムが設けられている。内部壁面は黄金地のモザイクでおおわれ、黄金聖堂の異名を持つ。正面のを飾る5つのモザイク画には「マルコの遺体を運び出す一連の伝説」が描かれている。

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入り口すぐの玄関廊(ナルティックス)に描かれた「旧約聖書」の物語の神々しさに度肝を抜かれる。

10:21

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モザイク模様の床も見事。

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