マン・レイ忌 第47回

18日はマン・レイの祥月命日 「合唱」


21 × 10.5 cm 二つ折り 『インジケーター』1952年
マン・レイ展案内状 1993年3月20日 ベニス・デザイン・アート・ギャラリー

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 上掲のエフェメラは胸がキュンとなるお姿、先月ネットで見つけ直ぐに注文、無事に京都まで送られてきた(感謝)。カーニバルの仮面を連想するけど、マン・レイが付けたタイトルは『インジケーター』、暗い世相の良い指標になります。作品の形態が二つ折りとマッチして「詩心が溢れてますな……」 1982年、彼のスタジオの二階への踊り場に同じタイプのものが掛けてあった記憶、欲しい、欲しい、年金生活者はエフェメラで我慢です。
 6月11日に「マン・レイ: イタリアの小さなカタログ」で紹介した→  https://manrayist.hateblo.jp/entry/2023/06/11/060000  ヴェネツィアのカバリーノ画廊が、1970年代に勧めてくれた一品も『インジケーター』(金属製)だった。── 買えなかったけど(涙) パスしたモノたちがわたしを苦しめる。残り少ない人生で、同じ過ちをしないよう、進軍ラッパの毎夜です。昨日の為替はドル:151.76 ユーロ:165.12  英ポンド191.17。円安なんとかならないかしら。


 会場はサン・マルコ3146番地、現存しているようです。でも、グーグル・マップを使ってもたどり着けません、ヴェネツィアの住所表記、分かりにくい。

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2023年7月