ウィーンの画廊と古書店、覗くだけ。── 8日(土)

GALERIE KRINZINGER (Seilerstätte 16, 1010 Wien, Austria)

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 34年前、美術雑誌の広告で知り問い合わせると、すぐに会場の写真とポスター、案内状を送ってくれた。しかし、極東にコレクターが居ると思ってくれたけど手が出ませんでした。そんな昔話がしたいと画廊を訪ねたものの土曜日の午後は閉まっているみたい。ネットで見る取扱作家はマン・レイデュシャンの頃とは異なる、ジョン・ボックのパフォーマンスって、どんなのだろう。保守的なので、小生は「積極的な無関心」に惹かれますね。

20 × 13 cm
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ウィーンの古書店は土・日休み、これにはまいりました。せめて外見だけでもと二筋下がりアンナガッセ小路の古書店レッカーを覗く、まさしく覗くだけ。1971年、エアハルト・レッカー創業の店は、芸術、文学、ユダヤ、自然科学、歴史など広範囲に扱う国際見本市の常連。フランツ・ヨーゼフ一世の世界的な遺品も販売したという。ネットで確認するとマン・レイも幾つか(未見はありません)あり、廉価なエフェメラないかしらと、期待したのでありました。

Antiquariat Löcke (Annagasse 5,  1010 Wien)

 

高温多湿の日本では、このディスプレーできないよね。