祇園祭・宵山

---

 お天気いまひとつ、夕方は無理かと午前中に健康散歩、コロナ禍対策で気楽な会所見学できなくなりました。

太子山 油小路通仏光寺下ル

---

 

霰天神山 錦小路通室町西入ル

---

 

山伏山 室町通蛸薬師下ル 写真は正面水引(左)雲中龍、刺繍中国伝来

---

 

占出山 錦小路通烏丸西入ル

本日、6,150歩  新聞によれば見物の人出はおよそ30万人。

『bonsoir, man ray』展 at ベニスホテル

 一昨日、日本までの旅で書影を紹介したアランガリオのカタログは、小生が専門とするマン・レイに関する展覧会のカタログ、案内状、ポスター、写真などを掲載。赤版、白版二冊セットで(左)は1914-1960の30アイテム (右)は1961-1976の60アイテム。それらは1910年代のダニエル画廊関連も含むびっくり仰天ラインナップ。これ、オークションのカタログじゃなくて、古書目録なんです。円が弱いから涙・涙 それでもなくて、気がついたのが遅かった。すでに展覧会は終わっていたのです。なので、売れてしまっていて、小生は落ち葉拾いでした(涙)。

 

画像は書店のサイトから引用(感謝申し上げます)

---

 

 2022年4月23日〜5月30日の会期で、マン・レイの超貴重なエフェメラ類が、ベニスの高級ホテルを会場にして展示即売された。

 

 

 

画像はホテルのサイトから引用(感謝申し上げます)

---

 献辞等を考慮しなければ、うち62点は小生架蔵済み。悔し紛れに喉から手がでるアイテムの総額を計算、手放す人はいないかしら。20年仕事となるから、もう間に合いません……

『光の涙』から生まれたあなたは、

 

 昨日画像をアップした古書店の目録『bonsoir, man ray』を手にとって、改めて商品のラインナップにため息をついていたのだが、ネット検索で旧蔵者が一昨年の七月に亡くなられていたのを知った。その人はイタリアのジャーナリストで、歴史家で、美術評論家で、映画評論も手掛け、世界的に知られるマン・レイ研究の第一人者。生涯をマン・レイに捧げた先達なのであった。追悼文を書いたマリサ・ザッティーニは、「20世紀の歴史的巨匠や若いアーティストに関心を向けた」ヤヌスの業績について、およそ100の展覧会を企画し、美術図書館と近代・現代美術ギャラリーの設立に尽力された。若い頃にこの評論家と知り合ったマリサは、自身の師でありメンターだったと語り、ヤーヌスも若い頃からマン・レイと頻繁に会い、友人、崇拝者、専門家として国際的に知られる人になったと紹介。さらに「『光の涙』から生まれたあなたは、私達をどこまでも連れて行ってくれました」とヤヌスの子息グラウコの詩を引用、それは「優しく親切な魂よ、再び花開く準備をしてください」と結ばれている。
 カタログや研究書で知っていたヤーヌスの名前が、小生にとって具体的になったのは、朝日新聞社が刊行した『マン・レイ写真集』(1980年)に「マン・レイ──哲学的省察の芸術」を寄稿された時だから42年も前のことになる。氏は53歳だった。そのあと、いろいろな事柄を教えていただいたが、2013年にいただいたメールには

 あなたはマン・レイの記念碑を建てたが、何よりも彼のすべての作品の秘密である「欲望のエネルギー」を理解した。マン・レイの「東洋的」な側面が、あなたの中に最後の啓示を見出したのです。

と書いてくれた。今は謹んで氏の冥福を祈りたい。

---

 

ヤーヌスさんについては、
https://manrayist.hateblo.jp/entry/20101222
https://manrayist.hateblo.jp/entry/20130105

 

マリサ・ザッティーニさんについては、
https://manrayist.hateblo.jp/entry/2019/05/20/173628
https://manrayist.hateblo.jp/entry/2019/05/21/120000

 

など、このブログでも紹介している。

DHL便はすぐれもの

---

  DHLはドイツのボンにある国際宅配会社、古書店の請求から推測するとリーズナブルな料金のように思う。イタリアとの時差は▲7時間、ドイツ、中国と経由し京都まで土・日をはさんで所要6日。次回の為にメモを転記しておく。注文するもの、あると良いのだけど。

[備忘録] 現地時間表記

7月 4日(土)14:02  注文
7月 6日(水)15:29  古書店(イタリア・ブレシア)集荷
                   20:19   DHL施設(ブレシア)出発
7月 7日(木)15:29   DHL施設(ドイツ・ライブチッヒ)到着
          06:06   DHL施設(ライブチッヒ)出発
                   23:49  DHL施設(中国・香港)到着
7月 8日(金)16:50  DHL施設(香港)出発
7月 9日(土)06:32  通関(関西空港)手続開始
7月10日(日)20:41 DHL施設(関西空港)配送処理
7月11日(土)01:00 DHL施設(大阪)出発
           07:34 DHL施設(京都)到着
                   09:28 配送業者引渡(佐川)出発
                    18:26 拙宅到着

鉾建て・船鉾-2

2022.7.13 13:32 船鉾

---

 


2022.7.13 16:36 鴨川・二条大橋

---

 図書館で調べものをするも成果なし。ルパンのところで世間話。映画『ひとで』つながりで面白い話をいくつか聞いた。忘れないようにメモをとる。

わたしの一票。

[ 選挙区選・京都 定数2 ]  有権者数約210万人  大激戦 昨夜は結果未確認で就寝。

上段左から

吉井章(自由民主党) 293,071 (当選)
近江政彦(NHK党)  7,181
星野達也(NHK党)  8,946
平井基之(新党くにもり)  5,414
武山彩子(共産党)  130,260

 

下段左から

楠井祐子(日本維新の会)  257,852
安達悠司(参政党)  40,500
橋本久美(維新政党・新風)  21,614
福山哲郎(立憲民主党)  275,140 (当選)

 

 

[ 比例選 ]  選挙前におおよそ100万票を取ると1議席獲得と聞いた。

自由民主党 18,256,244 (獲得18)
立憲民主党 6,771,919 (獲得7)
公明党 6,181,431(獲得6)
日本維新の会 7,845,985(獲得8)
共産党 3,618,342(獲得3)
国民民主党 3,159,651(獲得3)
れいわ新選組 2,319,156(獲得2)
NHK党 1,253,872(獲得1)
参政党 1,768,349(獲得1)
社民 1,258,621(獲得1)
ごぼうの党 193,724
幸福実現党 148,020
日本第一党 109,081
新党くにもり 77,861
維新政党・新風 65,107

ART OSAKA 2022

大阪市中央公会堂 3階 7月8日(金)〜10日(水)

---

 8日、ギャラリー・セクションで展示を拝見。多くの友人・知人とお会いした。活気が戻ってきましたな。銀紙書房本刊行を急がねばと思う次第です。

ときの忘れもの(東京)では倉俣史朗を紹介、美しいです。

サードギャラリーAya(大阪)では野村恵子、垣本泰美、川北ゆう、小谷泰子などの現代作家を拝見、美しいブルー、沖縄ですね。

---

 

 中之島公会堂岡田信一郎のデザイン、辰野金吾、片岡安による実施設計で1913年着工、1918年オープン。鉄骨煉瓦造地上3階・地下1階建ての構造、意匠はネオ・ルネッサンス様式を基調としたバロック的壮大さを持つ。細部はセセッション方式で天井画や壁画が特徴的。国の重要文化財

 

壊れてしまう。

阪急電車桂川鉄橋 12:14

---

 大阪へ出掛けるので早い昼食。そこに、ニュース速報、「えっ!」 こんな国になってしまったんだ。気が滅入り、用事もそこそこで退散。日曜日は参議院選挙です。

戦前・レストラン矢尾政(現・東華菜館)-2


8.9 × 13.9 cm
---

 5月の勧業館で戦前・矢尾政の絵葉書を幾枚か求めた。長く探していた絵柄なので嬉しい。夕暮れの四条通、機会があれば菊水のビヤガーデンにも登ってみたい。テレビの夕方に放送されるお天気情報は、この場所設置の定点カメラですな。昨夜の七夕は過ごしやすかった。