夏は軽井沢でマン・レイ。


予言者 マン・レイと20世紀の現代美術 2004.4.12--6.29 ポスター
朝から昨日届いた「印刷通販」のガイドを見ながら「PDF入稿」の設定などにトライ。ソフトと印刷に関する基礎知識が欠如しているけど、京都写真クラブのOさんによると、リーズナブルに案内状が出来るらしい。まだまだ暑いですね。

 昨日に続いて、このポスターも納戸にしまっていた一枚。懇意にしている画廊によると「石原様」と宛名書きされた大判封筒に入れられていた(4年前です)。軽井沢のセゾン現代美術館は、母体の高輪美術館時代から現代美術のコレクションに定評があり、軽井沢に移転した最初の展覧会がマルセル・デュシャン、続いてマン・レイ展が開かれた。確証を持つわけではないが南画廊、南天子画廊などが扱ったマン・レイ作品が多く、館蔵品で、その後もマン・レイ展を開催している。現在はセゾン現代美術館と名前を変えているが、マン・レイ初期の油彩「二人」(1914年)は、彼が初個展に出品した重要作。わたしが軽井沢へ出掛けデュシャン、次いでマン・レイを観覧したのは1981年、ペンションに泊まった最高の避暑、特急「しなの」で長野へ出てから軽井沢に入ったけ、夏は軽井沢ですね。これもずいぶん昔の話。
ポスター左上のコピーは以下:
気まぐれな予言者マン・レイが試みたことは、直接的・関節的に、また現代美術に共有される感性として、多くの作家の想像力を刺激してきました。本展はマン・レイと他の作家の作品を対称的に配置することによって、現代美術への<もうひとつの視点>を探そうとするものです。