マンドリンの演奏会


京都コンサートホールで、柴田高明氏が2013年に立ち上げたマンドリンオーケストラ・ギルドの演奏を楽しんだ。第2回となる演奏会で、第1部がボレロ、平均率クラヴィーア曲集第1巻より前奏曲とフーガBWV867、Balloon、15分の休憩を挟んで第2部はバーレスク、祈り、マンドリン芸術。アンコールにも2曲こたえてくれて堪能した。
 マンドリン演奏は19-20世紀にかけてイタリアで大流行したそうだが、最初の演奏曲「ボレロ」はサティやドビュッシーなどと並ぶ近代フランスを代表するラヴェル。音楽には疎いけど、勤務先の上司が熱心な演奏家だった関係でマンドリンの演奏会は3回目(今回も勤務先つながりでした)となった。トレモロ奏法に心躍る気持ちになったり、甘く悲しくなったりで、ゴンドラに乗っている気分でしょうか(ナポリに行ったことないけど)。