2006年3月6日(月)
ジョン・ジョレス通りを進んで革命広場へ。中世の石畳の上にオダリスクと噴水。四方に向かってライオン、モーゼの口からは清い水が落ちている。(48頁)
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右手にあるのは、正面のポルタイユ(装飾彫刻のある門)が素晴らしいサン・トロフィーム教会。扉を開けると老人が一人、ナルテックスからわたし達を奥へと導いてくれた。(48頁)
聖堂内部に他の人影はなく、自然の光が側廊に満ち溢れ、信仰の重さが床の辺りに漂っている。ロマネスクとゴシックが混在するこの教会では、ステンドグラスの色 は控えめで、交差部の辺りでも光は本来の姿を留め、中世からの祈りの時間を封印している。(48頁)
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