マン・レイ受容史-9 再開

 昨年六月にテキスト初稿を終えた後、渋谷・Bunkamuraでの『マン・レイと女性たち』展までを含めなければと思い、それならば『マン・レイのオブジェ』展もと欲がでて作業を停止させていた日本におけるマン・レイ『受容史』。長野県立美術館に巡回した前者を拝見したことと、DIC川村記念美術館で十月八日から始まる後者の『マン・レイのオブジェ: 日々是好物 | いとしきものたち』の準備が進んできたことで、おおよその原稿量と目録項目数などを予測出来る段階となった。銀紙書房としてはコデックス装・288頁、チラシ・案内状等のオリジナル別添、25部限定で作業に入っています。(42.195キロでやっと競技場トラックに戻ったといった塩梅でしょうか)。来春の早い時点での上梓を目指していますので、ファンの皆様、今しばらくお時間頂戴できれば嬉しく思います(社主敬白)。

 

上京区