10日(土) ウッフィッツィ美術館-3 トリブーナ

美術館の原点となった特別室「トリブーナ」

悪名高きカトリーヌ・ド・メディシス(フランス王妃)の肖像画鹿島茂は「手袋での毒殺」を紹介している。この絵、招来した記憶なんだけど……

ウッフィッツィ美術館とメディチ家の物語は興味深い、先祖が薬種問屋か医師であったとする説があり、様々な場面で「毒殺」を用いたと恐ろしげな解説がなされる。銀行業への嫌悪感もありますな、芸術家とパトロンの関係にも警告が必要か、隠された紋章を見上げ、庶民コレクターは複雑。

 

「工事は10年以上続く、何をやってるんでしょう」とガイドさんも知らない様子。

右側の赤い屋根の下がヴァザーリの回廊、ヴェッキオ橋を渡りビッティ宮まで約1Kmを結ぶ。