10日(土) ヴェッキオ宮殿からウッフィッツィ美術館

チェルキ通り(?) 裏通りを抜けシニョリーア広場側へ

ヴェッキオ宮殿(1314年建設) 城塞宮殿で共和国時代は政庁舎、その後メディチ家住居になり、現在は市役所。回廊でウッフィッツィ美術館と繋がる。アルノルフォの塔は94m。

ミケランジェロが1501年から制作を開始し1504年に公開した『ダヴィデ像』の複製(1910年設置、オリジナルは1873年にアカデミア美術館へ移動) ウィキには「巨人ゴリアテに戦いを挑むダビテをとらえた彫刻は、周辺国と対峙した共和国フィレンツェを象徴し「ルネサンスならではの表現として、瞳がハート型に象られていることや、イスラエルの民の証とされる割礼の痕がないことが挙げられる」とある。

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ウッフィッツィ美術館 ドーリア式回廊左手(東回廊)に入口、手荷物検査、パスポート提示をして入館。

回廊にはルネサンス期芸術家たちの肖像彫刻が並ぶ。上図はアンドレア・オルカーニャ(ca.1308-1368) フィレンツェの画家、彫刻家、建築家。『聖母と聖者たちと救世主イエス・キリスト』(1354-1357)の祭壇画などが知られる。

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チケット

詳しくは美術館の公式サイトで

www.uffizi.it

 

[メモ]

1993年5月27日深夜、ウッフィッツィ美術館近くでマフィアによる自動車爆弾テロがあり、通行人ら5人が死亡、50人以上が重軽傷を負った。建物の一部も壊れ、一部の美術品や資料も被害を受けた。この経験からイタリアでは厳しい入館チェックが実施されていると推測される。