12日(月) マルタ騎士団とパンテオン

●奥様がローマでしたいことの一番は、テレビ番組で紹介されていたマルタ騎士団の郵便局からの投函。領土をほとんど持たない「国」であるけど112ヶ国と国交を結んでおり切手を貼ればOK、結んでいない日本(他にアメリカや中国など)へはイタリアの切手を並貼して出すのか、事務所で尋ねなくちゃと旅行前に話したけど、「現在は閉鎖されている」とガイド氏に教えられ断念。

 

15:36 コンドッティ通り 前方にスペイン階段 左にマルタ騎士団の赤い国旗、マルタ宮殿の1階はブテックのエルメスや万年筆のモンブランなど


 マルタ騎士団(国)「エルサレム、ロードス及びマルタにおける聖ヨハネ主権軍事病院騎士修道会」のプレート、団員は凡そ13,500 11世紀発祥で現在まで続く。ローマ市内でマルタ騎士団の国旗を沢山確認した。→ 

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 続いて古代ローマ神殿パンテオンを目指す。コンドッティ通りを左折しコロンナ広場辺りで右に入れば…… よく分かりませんな。ローマではWiFiの反応も及第点などで確認しようとするのですが、「それよりも人の流れに従ったほうが」と奥様、クネクネと細い通りを進みマルス広場に出るとすごい人混みです。

15:56 長蛇の列で入場断念。


 正面上部には初代神殿に敬意を払い「M. AGRIPPA L. F. COS TERTIUM FECIT(ルキウスの息子マルクス・アグリッパが、3度目のコンスルの際に建造)」と刻まれている。コンスル古代ローマでの執政官(元首)。中学生の時、美術の時間にアグリッパの石膏デッサンをやりました。「下手くそ」でしたな。

[メモ]

 ウィキによれば初代神殿は紀元前25年に建造、火災で焼失、本作は118年〜128年にかけ再建された2代目神殿。4.5mのローマン・コンクリート基礎、ドーム天井直径43.2m、頂上部分に直径9mの開口部(オルクス)を有す、壁面厚6m。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世ラファエロの墓がある。また、毎年8月6日と9日に原爆忌(日本の広島、長崎)が行われる。詳しくは → パンテオン (ローマ) - Wikipedia 参照。

 尚、「本年7月3日から入場料として5ユーロの徴収が始まった」と外伝が伝えている。