あの頃の事

ギャラリーマロニエでの展示は明日(24日)が最終日です。

雙面劇場 全12点
1979-80にかけて京都市内で撮影(主に中京区、下京区)、30年経過しているので同じ店舗を確認する事は難しい。その後、撮影した街の界隈に住む事になった。不思議な縁である。

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古い友人が京都写真展の展示を観に上洛。ギャラリーマロニエの4階で友人の新作と古い写真を拝見する。30年前の事柄なので忘れてしまっていたが、友人夫妻が下宿先を訪ねてくれた時、シリーズの写真をベットの上に並べて見せたらしい。部屋にビール缶が散乱しているので、酔っぱらっていたのだろう、覚えていない。彼がその折の写真をプリントして今回持参してくれた。記憶を蘇らせるのは素晴らしい写真の力である。20代後半の写真に熱中していた時代。持参してくれた他の写真を見ると、夕方には河原町に出て権太呂で京風うどんすきを食べた様子、あの時を思い出し麩屋町通四条上ルの本店(改装されている)を二人して訪ねる。あの時と同じようにお出汁を全部飲んで記念写真をパチリ。今日も写真の話に盛り上がったが、酔っぱらっているので、纏められない。女性専科カメラマンの撮影テクニック、モデルへの理論武装が面白い。詳しく説明できればよいのだが、今宵も酔っぱらっていて、役に立たない脳みそ状態である、ゴメン。