やっぱり呑んでしまっています。


祇園をブラブラしていた時、お茶屋松田の紅殻格子に秋田美人のポスターが貼ってあった。---何必館・京都現代美術館で開催中の木村伊兵衛展(2月17日まで)を知らせる秋田おばこ(昭和28年)。昭和の日本には、この人のような凛とした美人がいたんだな。カメラを向けるわたしは軟弱だけど、同展を紹介するHPには、「写真はどこまでも真実を守ることで、絵画の抽象化とは違った道を進むものである」と云う木村の言葉が引用されている。
 正月二日、「マン・レイ展」でTさんに頂いたサークル画廊のカタログ(1962年10月24日-11月17日、パリ6区、サボ街3番地)を拡げ、必要な情報を調べてコレクションカードを整理、ここに紹介するマン・レイのコラージュ作品『詩人はこれで書く』(1923年)は、NRFの画家選書にも載っている重要作品で、パリ近代美術館のコレクションだったと記憶する、同展はロベール・ルベルとアラン・ジュフロワ監修の基、ダダとシュルレアリスム系作家を中心に43作家の46点で構成されている。
 頁をめくって楽しんでいたら来客、中断して飲み始めました。---純米吟醸「古都」(佐々木酒造)、発砲にごり酒「獺祭」(旭酒造)、赤ワイン「エコー」(2009年、ポイヤック・シャトー)、スパークリング「クレマン・ド・ロワール」(2008年、J.M.モンムソー)、スパークリング「安心院」(2010年、三和酒類)、純米吟醸「無為淡霞」(芳水酒造)。純金箔入純米「黒松白鹿」(辰馬本家酒造)、お正月ですね、酔っぱらいました。